平成30年度 大分合同新聞納涼花火シリーズ

別府会場 7月29日(日) 20:00スタート!詳細はこちら

大分県内ニュース
地域密着!郷土のニュースとスポーツ

県「森林づくりビジョン」改訂案 生産性向上も視野

 大分県は森林整備政策の指針となる「次世代の大分森林(もり)づくりビジョン」の改訂案をまとめた。相次ぐ豪雨災害を受け、土砂崩れや流木による被害を抑制する施策を推進する。林業従事者の減少が進んでいることから、重点課題として「担い手の確保・育成」を新設し、人材育成支援に取り組む。持続的な林業経営の実現に向けて生産性の向上も図る。
 ビジョンは県が2012年度に初めて策定し、5年ごとに改訂する。第1回改訂では、これまでの取り組みや実績、森林の状況を検証し改善した。
 災害対策として、林地崩壊の恐れがある尾根や急傾斜地にある成長が進んだ人工林について、一部を帯状に伐採する事業を盛り込んだ。大きくなり過ぎた木は土壌に負荷をかけ、流出した場合は下流での被害が大きくなる。伐採により土壌にかかる重さを減らして土砂崩れの発生を抑え、下流の被害軽減を図る。
 伐採事業や、林業に向かない条件不利地の再造林をしないことで今後、50年で人工林の約20%を天然林化することを目標とする。
 策定前後の10年と15年で比べると、林業作業員数が123人(6・6%)減少したことを受け、重点課題の「担い手の確保・育成」では、労働環境の改善と育成環境の整備を掲げた。作業中の事故を防ぐため防護服の着用を促進。林業アカデミー(由布市)での若手養成に引き続き取り組む。
 持続的な林業経営のため伐採作業の低コスト化を支援する。山元立木価格(森林所有者が受け取る木材の価格)の低迷が続いていることを受け、森林所有者が十分な収益を確保できるよう、効率的な伐採・枝打ち作業を指導。作業場の至近まで林道を計画的に建設するなどして人件費を抑制する。作業員1人当たりの1日の素材生産目標量を、12立方メートル(16年度は8・7立方メートル)とした。
 県林務管理課は「指針により山林の荒廃を防ぎ、県民が今後も豊かな森の恵みを受けられるようにしたい」としている。今後、パブリックコメントや有識者からの意見聴取を経て、本年度中に策定し公表する。

(24日まで意見募集)
 改訂案について県は24日までパブリックコメントを実施し、県民の意見を聞いている。案は県のホームページからダウンロードできる。問い合わせは同課(TEL097・506・3816)。

次世代の大分森林づくりビジョン
50年後の理想的な森林の姿を示した県の長期計画。森林行政の基本指針となる。
※この記事は、1月9日大分合同新聞朝刊1ページに掲載されています。

OPENCLOSE

速報ニュース

ニュースアクセスランキング 18時21分集計

ランキング一覧を見る

大分合同新聞ニュース絞り込み検索
記事の絞り込み検索が可能になりました!

期間選択
ジャンル選択
記事種別選択

大分県の天気

PM2.5情報
大分県の測定データ大分市の測定データ
大分合同福祉事業団
インターネットによる募金「かぼす募金」を受け付けています
ぶんぶん写真館
記者やカメラマンが撮影した写真を閲覧・購入できます。
大分合同新聞
販売店検索はこちら
お近くの販売店を今すぐ検索!
HELLO KITTY×大分合同新聞
おともだちカード
「大分合同新聞 HELLO KITTY」が大切なあなたの気持ちをお届けします。

全てのお知らせを見る

電子書籍のご案内

ページ上部へ戻る