映画『黒牢城』(公開中)荒木村重(本木雅弘)©米澤穂信/KADOKAWA ©2026 映画「黒牢城」製作委員会
俳優の本木雅弘主演、黒沢清監督の映画『黒牢城』(公開中)が、累計興行収入10億円を突破した。公開から約4週間、7月20日時点で、動員75万5848人、興行収入10億3546万8780円を記録。黒沢監督作品として初の興収10億円突破を果たし、『クリーピー 偽りの隣人』(興収6.3億円)を上回る監督史上最高興収を更新した。
【動画】『黒牢城』本編冒頭映像(6分24秒)
本作は、米澤穂信の同名小説を原作に、黒沢監督が初めて時代劇に挑んだ戦国ミステリー。主演の本木雅弘をはじめ、菅田将暉、吉高由里子、青木崇高、宮舘涼太、柄本佑、オダギリジョーらが出演している。
興収10億円突破を受け、本木は「ご覧くださった皆さまに心より感謝申し上げます!」とコメント。「きっと呼び起こされた村重さんも驚いていることでしょう」と、本作で“裏切り者”ではなく“時代に抗った武将”として描かれた荒木村重に思いをはせ、「争いの時代を生きた人々が現代に語りかけてくるものを感じていただけたなら幸いです」と感謝を寄せた。
黒沢監督も「これをきっかけに新しい荒木村重ファン、新しい時代劇ファン、そして新しい映画ファンが少しでも誕生してくれたのなら、もうそれで最高ですね」と喜びを語っている。
また、興収10億円突破を記念し、本編冒頭6分24秒の映像が初公開された。
映像では、織田信長に反旗を翻して有岡城に籠城した荒木村重(本木)のもとを、信長軍の使者として黒田官兵衛(菅田将暉)が訪問。しかし村重は官兵衛を地下牢へ幽閉する。
本来、敵方の使者は帰すか斬るのが武士の習わしとされる中、なぜ村重は官兵衛を殺さず、1年もの間幽閉したのか。本作最大の謎の一つとなる導入部で、本木と菅田による緊迫した心理戦も見どころとなっている。
さらに、本木いわく「何故か清涼感」がある『黒牢城 モノクロ特別版』の上映も決定。7月24日から東京・アップリンク吉祥寺、8月7日から愛知・伏見ミリオン座、8月14日から京都・出町座、広島・八丁座で順次公開される。そのほかの上映劇場は公式サイトのシアターページで確認できる。
■主演:本木雅弘のコメント(全文)
時代劇映画の10億越えは大変貴重だそうです。
ご覧くださった皆さまに心より感謝申し上げます!
きっと呼び起こされた村重さんも驚いていることでしょう。
争いの時代を生きた人々が現代に語りかけてくるもの、、、
映画は、この先、北米、欧州へと旅立ちますが、まだ間に合います!
黒沢作品のジワジワパワーをぜひ、劇場で体験してください。
P.S.「モノクロ版には何故か清涼感もアリでオススメです」
■黒沢清監督のコメント(全文)
たくさんのお客様に見ていただけて感激しております。これをきっかけに新しい荒木村重ファン、新しい時代劇ファン、そして新しい映画ファンが少しでも誕生してくれたのなら、もうそれで最高ですね。