学生落語日本一を決める「学生落語選手権大会可楽杯」が開催され、桜咲朱音が優勝に輝いた。その若さから想像できない円熟した芸で観客のほか、当代一の落語家阿良川一生を始めとする審査員たちをも魅了した。
【画像】落語大会優勝した暴れる朱音 『あかね噺』場面カット
13日に放送されたアニメ『あかね噺』(テレビ朝日系 毎週土曜午後11時30分)で、数話に渡って繰り広げられていた学生落語選手権大会 可楽杯に決着が付き、見事・朱音が優勝。
高校生ながらも、真打・阿良川志ぐまに弟子入りすることが決まっていた朱音が学生の大会である可楽杯に出場を希望したのは、優勝してこの大会の審査員を務める、当代一の呼び声高い落語家であり、自らの父を破門に追いやった因縁の相手・阿良川一生に「なぜ父を破門にしたのか」を問う為だった。
可楽杯出場を師匠に認めてもらう代わりに出された条件は、「寿限無」で優勝すること。落語を知らなくても寿限無は知っている人がいる程、寿限無は有名な噺。賞レースで演るような話ではない「寿限無」で朱音は如何にして可楽杯を制したのか。
その勝因や、実際にその「寿限無」を披露した朱音役・永瀬アンナの落語がなぜ視聴者を魅了したのか。『あかね噺』の落語監修を務める真打・林家木久彦がコメントを寄せた。
真打 林家木久彦(『あかね噺』落語監修)は「昨年(2025)2月から稽古を始めて1年半、永瀬アンナは達者ですよ!既に古典落語を9席修得。僕だけでなく柳家吉緑、林家なな子、林家あんこからも噺や技を伝授してもらいまして、それぞれの“良さ”だけでなく“癖”もインストールしちゃうくらい稽古しています。やっぱり先生たちが優秀だったのかなぁ...なんて生意気を言いつつも、本職顔負けなアンナちゃん自身の鍛錬の賜物です!」と担当声優を絶賛。
続けて「これからもアニメ放送が続くのであれば、アンナちゃんとあかねの更なる進化にご期待ください!いま、落語協会は前座が少ないからいつでも待ってるよ〜笑」と伝えた。
同作は『週刊少年ジャンプ』で2022年2月から連載がスタートした漫画が原作で、幼い頃、父の魔法の様な落語に魅せられた朱音が、父のある一席を機に自身も噺家としての道を歩み始める物語。17歳になった朱音が目指すのは落語界の最高位「真打」になること。一流の技量を習得するため、様々な試練を乗り越えていく朱音の姿を描く。
「マンガ大賞2023」第2位、「次にくるマンガ大賞2022」コミックス部門第3位など、数々の漫画賞にランクイン。また、漫画の魅力を伝えるために林家木久扇、柳家喬太郎ら8人の落語家が出演する特別PVも公開されるなど、落語家、日本落語協会、浅草演芸ホールも協力する本格落語漫画となっている。
なお、アニメは本日最終回が放送される。
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