7日の国債市場で、長期金利の指標となる新発10年債(383回債、表面利率2・7%)の利回りが上昇し、一時2・850%を付けた。日本相互証券によると、1997年5月以来、約29年ぶりの高水準。高市政権が進める積極財政政策への懸念から、国債が売られて利回りが上昇した。
市場では、政府が策定を進める経済財政運営の「骨太方針」が日銀の利上げをけん制する内容と受け止められている。インフレへの日銀の対応が後手に回るとの不安も長期金利の押し上げ要因となった。
住友生命保険の大原悟司室長は「政府の来年度の予算編成など売り材料が多い。市場では3・000%が心理的節目として意識されている」と指摘した。
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