南米チリのベラ・ルービン天文台で撮影されたオオカミ座の方角の画像(同天文台提供)
【ワシントン共同】米国立科学財団は、南米チリに建設されたベラ・ルービン天文台で本格的な観測を始めたと6月30日に発表した。史上最大のデジタルカメラを備えた望遠鏡で南半球の空を今後10年間観測。銀河や星雲の分布を詳細に把握し、宇宙に大量に存在するものの正体不明なダークマター(暗黒物質)の謎に迫る。同財団は「天文学の新時代の始まりだ」としている。
カメラは32億画素で、市販されている一般的なデジカメの100倍程度。精細な画像を40秒ごとに1枚、一晩で約千枚撮影する。今後10年間で南半球の空を約800回にわたって撮影し、これまでの観測で見過ごされていたかすかな天体も捉える。
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