国税庁は25日、全国の国税局が2025年度に査察(強制調査)で摘発した脱税は127件、計約111億円だったと発表した。このうち82件、計約84億円分を検察庁に告発。1件当たりの平均脱税額は1億200万円と過去10年間で最高となった。
国税庁によると、告発した82件は、海外に不正資金を隠すなどの国際事案17件、消費税の不正還付事案12件など。脱税で不正に得た資金は、多くの場合、現金や預貯金で保管されていたほか、動画配信者やゲームへの課金に充てられたケースもあったという。
1億5千万円余りを脱税したとして法人税法違反などの罪で、「宮崎麗果」名でインフルエンサーとして活動する広告代理業社長黒木麗香被告=公判中=が在宅起訴された事件もあった。
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