【ニューヨーク共同】9日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は反発し、指標の米国産標準油種(WTI)の5月渡しが前日比3・46ドル高の1バレル=97・87ドルで取引を終えた。米国とイランの停戦合意を巡る不透明感が広がる中、要衝ホルムズ海峡の通航制限が続いていることに伴う供給不安から、買い注文が優勢だった。
停戦が持続するかどうかの懸念から原油価格が1バレル=100ドルを超える場面もあった。ただその後は親イラン民兵組織ヒズボラの武装解除を巡り、イスラエルがレバノンとの直接交渉を開始する方針を示したことを受け、上げ幅を縮小した。
9日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比275・88ドル高の4万8185・80ドルで取引を終えた。
ホルムズ海峡は湾岸産油国の原油や液化天然ガス(LNG)を世界市場に運ぶ要路で、通常は世界の供給の約2割が通過する。しかし、現状は通常を大きく下回る水準に落ち込んでいる。
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