東京大総合研究博物館と佐賀県は18日、弥生時代の環濠集落跡として最大規模である吉野ケ里遺跡(吉野ケ里町、神埼市)の出土品を収蔵したまま展示する新たなモデル「魅せる収蔵庫」の確立に向け、連携協定を結んだ。同博物館が持つ高度な知見を、遺跡がある吉野ケ里歴史公園内に建設する予定の収蔵庫の構想・計画や、出土品の研究に生かす。
県によると、出土品はミカン箱ほどの大きさのコンテナ約1万7千個分に上る。現在の収蔵施設は老朽化が進み、容量も限界が近づいている。弥生時代の絹織物や銅剣といった学術的価値が高い出土品の多くが活用されず「眠った状態」だ。
新施設では適切な保管状態の確保と、見学者への展示の両立が課題となる。
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