子どもの頃に受けた虐待で精神障害を発症し、就労できなくなったとして、神奈川県の男性(36)が母親に損害賠償を求めた訴訟で、横浜地裁が虐待と就労不能の因果関係を認め、母親に約3545万円の支払いを命じる判決を出していたことが16日、分かった。判決は1月27日付。
判決などによると、男性は幼少期からやけどや圧迫骨折させられる虐待を受け、児童養護施設に入所した。自宅に引き取られた時期もあったが、再び虐待され施設に戻った。中学卒業まで精神科に通院し、症状が落ち着いた。だが成人後、不眠や他の精神障害の診断を受け、2021年に仕事を辞めた。23年には「就労は困難」との診断を受けた。
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