週明け29日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=156円台前半で取引された。
午後5時現在は前週末比29銭円高ドル安の1ドル=156円07~09銭。ユーロは27銭円高ユーロ安の1ユーロ=183円80~84銭。
日銀が、政策金利の追加引き上げを決めた18、19日の金融政策決定会合の主な意見を公表。今後の利上げ継続に前向きな内容と受け止められ、円高が進んだ。日経平均株価が下落し投資家がリスクを回避する姿勢を強めたことも、比較的安全資産とされる円が買われる要因となった。
市場では「政府、日銀による為替介入への警戒も、円安の進行に歯止めをかけている」(外為ブローカー)との声があった。
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