原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定を巡り、第1段階の文献調査を終えた北海道神恵内村で来年2月に実施予定の村長選に、新人の自営業井田和夫氏(73)が、第2段階の概要調査に反対の立場で立候補する意向であることが20日、分かった。
現職の高橋昌幸村長(75)も7選を目指して出馬表明しており、核のごみ調査受け入れを争点に推進派と反対派の選挙戦となる見通し。
井田氏は共同通信の取材に「最終処分場が安全だという保証はない。建設につながる概要調査も受け入れられない」と強調した。
村長選への出馬表明は2人目。2月17日告示、22日投開票を予定している。
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