大分市佐賀関の大規模火災現場の3D画像から。誰でも自由な視点で見ることができる。11月19日に撮影した1781枚の航空写真を基に、共同通信と一橋大の谷田川達也准教授が合同で作成した。
大分市佐賀関の大規模火災で、複数の場所に点在する空き地や耐火性のある建物が、さらなる延焼の拡大阻止に一定の効果があったとみられることが17日、大量の航空写真を基にした高精細3次元(3D)画像を見た専門家の分析で分かった。18日で発生から1カ月。住宅密集地の火災対策を全国的に進める上で有用なデータだ。
3D画像は、発生翌日の11月19日午前にヘリコプターで上空から撮影した1781枚の写真を基に、共同通信と一橋大の谷田川達也准教授(コンピューターグラフィックス)が合同で作成した。誰でも自由な視点で見ることができ、全体を把握しやすいため、啓発や教育にも役立つと見込まれる。
分析した東京大の広井悠教授(都市防災)によると、延焼した一帯のうち少なくとも4カ所で「焼け止まり」の要因が推定できた。付近には空き地や道路、耐火性がありそうな建物が点在し、延焼を止めたり遅らせたりする防火帯の役割を果たしたとみている。
おすすめニュース
-
科学・環境
-
2025/12/17(水) 18:22
ノーベル賞坂口志文さんが帰国
-
速報
-
2025/12/17(水) 18:21
ホンダ、半導体不足で日中の生産停止へ
-
経済
-
2025/12/17(水) 18:16
東京円、155円台半ば
-
社会
-
2025/12/17(水) 18:10
ATM利用時の通話、条例で禁止
-
経済
-
2025/12/17(水) 18:10
対米投資協議、17日に初会合
-
科学・環境
-
2025/12/17(水) 18:10
許可外の森林伐採また判明
-
市況
-
2025/12/17(水) 18:04
為替相場17日(日本時間18時)
-
経済
-
2025/12/17(水) 18:04
アスクル、個人向け通販来月再開
-
国際
-
2025/12/17(水) 18:03
豪銃乱射制止は「人の務め」
-
おくやみ
-
2025/12/17(水) 18:03
玉寄哲永さん死去
-
暮らし・話題
-
2025/12/17(水) 18:03
ペンギンが悠々雪道散歩、北海道
-
速報
-
2025/12/17(水) 18:03
政治資金と定数削減、各党で議論をと首相