21日、ハーバード大を巡る訴訟の審理が開かれた米連邦地裁前に集まり、政権を批判する人々=東部ボストン(ゲッティ=共同)
【ニューヨーク共同】トランプ米政権が20億ドル(約2950億円)以上の助成金や契約を打ち切ったのは違法だとして、有名私立校ハーバード大が助成金再開を求めた訴訟の審理が21日、東部ボストンの連邦地裁で開かれた。米メディアによると、判事は「反ユダヤ主義」を理由とした助成金打ち切りの合理性に疑問を呈し、審理は大学側が優勢の展開で進んだ。
トランプ政権はパレスチナ自治区ガザの戦闘を巡り、イスラエルに抗議する学生デモの取り締まり強化を拒否したハーバード大と対立。助成金の打ち切りや留学生の受け入れ資格剥奪で圧力をかけている。。