油・粉塵・多湿の過酷な現場を止めない。小売・店舗DXの裏側で確実に動き続ける“エプソンPCの存在感”に迫る

2026年1月27日、エプソンは、過酷な現場作業をサポートする「10.1型WindowsタブレットPC」を新発売しました。

店舗のDX化やセルフレジの導入・入れ替えの現場では「壊れにくく、確実に動き続ける端末」が強く求められています。本ストーリーでは、「リテールテック2026」での展示の様子を交えながら、小売・店舗の現場でエプソンPCおよびWindowsタブレットがどのように評価されているのかをお届けします。

端末選定のリアルな基準や導入の裏側について、エプソンダイレクト 販売推進部の山内さん、エプソン販売 RP MD部の井田さんに話を聞きました。


リテールテック2026で浮かび上がるエプソンPCの価値

今回のストーリーは、レシートプリンターを軸に展開された本展示において、現場で求められるエプソンPC(Windows タブレット)の“端末の姿”と“役割”をまとめたものです。近年、小売・店舗におけるエプソンPCの活用範囲は着実に広がっていますが、その背景には何があるのか。レシートプリンターとの連携を含め、現場を知るメンバーへの取材を通じて見えてきたのは、求められる要件への確かな対応と、“確実に動き続ける端末”として積み重ねてきた実績でした。


話をしてくれた人



エプソンダイレクト 販売推進部 小売担当 山内さん





エプソン販売 RP MD部 レシートプリンター販売推進担当 井田さん




話を聞いた人



エプソンダイレクト 広報




小売の現場に漂う<端末選びの難しさ>

――来場者の傾向はいかがですか。

「SIer や POS ベンダーの方が多いですね。皆さま“端末選定で最後まで不安が残る”とおっしゃいます。特に“現場で本当に安定して動くのか”を確かめたいという声が目立ちます」

――具体的な不安要素はどういったものでしょうか。

「周辺機器との相性や動作保証が読み切れない点ですね。それに、実店舗は油・粉塵・湿気・室温などPCに過酷な環境が多く、長時間連続稼働でも止まらないことが前提になります。クラウドPOSが広がる一方で、タブレットの世代交代が早く、長期運用の見通しが立てにくいというご相談もあります」

――OS についてはどうでしょう。

「iPadやAndroid の採用も増えていますが、基幹やバックエンドが Windows 前提の企業である場合“結局 Windows でないと厳しい”というケースが根強いです」


クラウド化・軽量化が進んでも、端末側への要件はむしろ厳しくなっているというのが現場の実感のようです。周辺機器の互換性と動作保証、過酷環境での堅牢性、長期運用(長期供給・長期保守)、そしてWindows ベースでの安定連携が、端末選びの4つの軸になっています。


iPad や Android の採用が増える中でもWindows が選ばれる理由とは

――クラウドPOSとモバイル端末の広がりをどう見ていますか。

「小規模店やスピード重視の現場では iPad・Android が伸びていますね。ただ、大手や既存資産が厚いお客さまはバックエンド連携の柔軟性と拡張性で Windows 搭載端末を選ばれます。エプソンの場合周辺機器の選択肢も広く、プリンターやスキャナーを含めた総合的な安定度が評価されています」

――エプソンPC・Windowsタブレットを選ぶ決め手はどこにありますか。

「OS 更新や長期運用の見通しが立てやすいことに加えて、長期供給モデルやBTO 対応で現場要望に合わせやすい点です。同じモデルを継続導入でき、追加展開や保守の段取りが組みやすい。プリンターやスキャナーとあわせた構成での検証もしやすく、ワンブランドでの調整が効くことも安心材料になっています」


“クラウドへの繋がりやすさ”と“基幹との強い連携”が併存する現在の環境では、Windows が基幹システムとの連携面で今も中心的な役割を担っています。そこに長期供給・BTO・周辺機器との高い親和性を備えたエプソンPCをお選びいただくことで、検証から量産展開、そして保守までを一貫して進めていただける──その点を実務の現場でも評価いただいています。



小売の現場は“過酷”という前提。だから求められる端末への条件

――小売の現場ならではの環境条件を教えてください。

「飲食は油 や高温、惣菜は湿気、青果は低温、レジ周辺は粉塵など、PC には過酷な条件が揃っています。だから“壊れにくい・止まらない”が最優先です。エプソンPCは医療や製造の現場で培った品質基準で、実際にお客様から「壊れにくい」とのお言葉をいただいたり、長時間稼働の安定性を評価いただくことが多いです」

――運用観点でのご要望はありますか。

「長期保守(5〜7年)への対応や長期供給を求められます。同一モデルを増設しやすく、店舗拡大や障害時の置き換えがスムーズです。BTO でインタフェースや構成を整え、現場の“ちょうどよさ”に合わせられる点も好評です」


過酷環境×長時間稼働の現実に対し、堅牢性・長期保守/供給・BTOが実用上の解になります。小売DXの土台は、 “確実に動き続ける端末”であることを、現場ははっきり求めています。



事前検証を後押しする「無料貸し出しプログラム」の意味

――導入前の検証で重視される点は何でしょう。

「実店舗での動作確認です。油・湿気・外来ノイズなどは机上では再現しきれません。そこで私たちは無料貸し出しプログラムをご用意しています。SIer の皆さまから“まずは貸してほしい”というご要望が非常に多く、現場で問題なく正常に利用できたかを最終判断していただきます」

――貸し出し後の展開はどうですか。

「実地で問題ないという確認がとれると、そのまま量産・店舗展開に入るケースが多いです。プリンターやスキャナーも同一ブランドで検証でき、役割分担が明確になることにもご好評いただいております」


現場での動作確認がスムーズだと、導入への不安や手間が軽くなります。無料貸し出しプログラムは、検証→本格展開の橋渡しとして機能し、心理的な負担の軽減だけでなく実際の導入後の運用リスクを低減する役割を果たしています。


専用機から民生用PCへ。静かに進む構造の変化

――専用機優位のイメージは今も強いでしょうか。

「大手ベンダーさんの専用機は機能も多く根強いですが、専用機から汎用機へ切り替えたいというご相談は徐々に増えていると思います。専用機のコスト上昇に加え、周辺機器の USB/ネットワーク化が進み、民生用PCでも安定運用できる場面が広がっています。Windows タブレットの導入も着実に増えています」

――小売でのエプソンPCの位置づけは。

「医療・公共では実績が多い一方で、小売はまだ伸びしろの大きい領域です。だからこそ、長期供給・BTOといった強みが、移行期の現場で共感を得ていると感じています」


小売のハードはいま専用機から民生用PCへの転換点 にあるように思います。その中で、長期供給やBTOによって同じ構成を維持し続けられるエプソンPC・Windowsタブレットは、移行の負担を軽減しつつTCO低減にもつなげやすいことから、現場で選ばれるケースが増えています。


周辺機器までまとめて任せられる“ワンストップ導入”という選択肢

――周辺機器とあわせて一括導入したいというニーズはありますか。

「あります。レシートプリンターやスキャナーを含め、同一ブランドでまとめたいというご要望は増えています。障害時の窓口が一本化され、切り分けがしやすくなるのが運用上の大きなメリットです」

――保守やサポートの体制は。

「長期保守に加え、PC+周辺機器のセット保守も可能です。ワンストップでの導入なら、検証→導入→保守までの流れが一本でつながります」


ワンストップ導入は、責任の所在と運用の簡素化を同時に解決します。PCと周辺機器を同じブランドで統一し、検証・導入・保守の一気通貫を実現することで、現場の停止リスクと管理コストを抑制できます。

また、エプソンPCはキッティングBTOにより店舗運用に必要な設定をあらかじめ統一して納品できるため、店舗間で設定がばらつかないのもワンストップ導入と相性のよいポイントといえるでしょう。



POS の未来は――。軽量化と高性能化が同時進行

――今後3〜5年のPOSハードの進化をどう見ますか。

「セルフレジやスマホ決済はさらに軽量化が進む一方で、画像認識などAI会計の広がりによって高性能端末の需要も増えるでしょう。ここはWindows タブレットや高性能PCの出番が続く領域ですね」

――エプソンとしてはどんな価値をご提供して行けるでしょうか。

「安定稼働が前提の高性能領域では、長期供給・長期保守が効いてきます。同一モデルでの横展開やBTOで現場の要件に寄せられる点でも、AI連携の実装・運用を支えることができます」


私たちは軽い端末と高性能端末の両輪で進むというのが近いPOSの未来の姿であると考えています。高性能端末に求められるのは、計算資源だけでなく“確実に動き続けること”。 Windows×エプソンPCは、実務の現場でより現実的な選択肢になっている、そんな未来を描いています。



まとめ――“確実に動き続けること”が現場DXを支える基盤

――今回の展示で、改めて確信したことは何でしょうか。

「AIやクラウドが注目される一方で、現場は“壊れない・止まらない・長く使える”を最も重視しています。私たちは無料貸し出しプログラムで実店舗検証を支え、長期供給やBTO、周辺機器との一体検証で、導入から運用までを伴走していきます」


リテールテック2026の現場で改めて実感したのは、DXを前に進めるのはいつも“確実に動き続ける端末”だということです。エプソンPCはWindows との親和性と、エプソン製品に共通する堅牢なものづくり、そして長期に寄り添う体制 で、小売の現場をこれからも静かに、しかし確かに下支えしていきます。



関連リンク


商品発売時のプレスリリース

長期供給、長期保守を叶えるWindows IoT OSとは

epson.jp レシートプリンター

Windowsタブレット Endeavor TN52E

タッチパネル液晶一体型PC

エプソンPC 品質へのこだわり





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