夏と言えば、やっぱりビール!
最近はクラフトビールのブームもあって、小さな醸造所も増えています。そんな中、大分県内で歴史のあるブルワリー(醸造所)の「ゆふいんビール」を訪ねました。
外国人観光客でごった返すJR由布院駅から歩いて約10分。1911年創業のホテル「ゆふいん山水館」の関連会社として、本格的な地ビールを製造しています。
開設は1994年7月。
酒税法の改正で、ビールの製造免許取得に必要な醸造量が「年間2000キロリットル以上」から「60キロリットル以上」へと大幅に引き下げられた年でした。
小規模な業者が参入できるようにする規制緩和でした。
そこに目を付けたのが当時の小野正文社長(故人)です。
すでに湯布院町は人気観光地で、当時も多くの観光客でにぎわっていました。小野社長は「旅行客と地元住民が集まって、お酒を飲みながら交流できる場をつくりたい」。ずっと抱いていた構想がありました。
そこに、ちょうど規制緩和のタイミングが訪れたことで誕生したのが「ゆふいんビール」です。ホテルのリニューアルに合わせ、レストランと醸造所をオープンしました。
九州初の地ビール醸造会社で、観光業からの参入も全国で初めてのことでした。