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(5)子どもたちに寄り添う

小笠原順子さん 竹田市 地域おこし協力隊

> 水泳教室の教え子に「泳ぐのが好きになったよ」と言われると何よりもうれしいという小笠原順子さん
 2000年シドニー五輪に競泳平泳ぎ代表として出場した。16年、竹田市に移住し、地域おこし協力隊として活動しながら、スポーツを通じた青少年育成や愛情でつながる地域づくりに取り組んでいる。

 「水に体を委ねると、自分自身と向き合える気がした」。物心つく前から水泳を始め、小学4年で全国の頂点に立った。アトランタ五輪(1996年)出場を狙ったが、高校1年で迎えた選考会は思いかなわず。目標を失ったが、水泳部で練習を重ねるうち「もう4年頑張る」と吹っ切れた。

 練習環境を変えて自分を追い込んだ。大学では1人暮らしを始め、男子に交じって練習。シドニーの選考会は2位で念願の切符を手にした。

 しかし、本番直前に腰を痛め、100メートルは棄権。トライアスロンのチームドクターをはじめ多くの人たちの尽力で、200メートルのレースに臨んだ。泳げることに感謝して、最初で最後の舞台に臨んだが、準決勝敗退。16位だった。

 広い価値観を持とうと大学卒業後に引退し、就職。CSV(共有価値の創造)活動でサッカーを通じた子どもの夢を応援する事業に携わり、竹田市との縁が生まれた。ちょうど田舎に移住を考えており、豊かな自然と人のぬくもりが気に入って即決した。

 協力隊では子育て支援をしながら、体験教室「タケハコ教室」や子ども食堂、竹8シネマプロジェクトなど子どもに関わるさまざまな活動をしている。

 夏に小学校で水泳教室も開く。元五輪選手の桁違いの泳ぎに児童は大喜び。再会したとき「先生、泳ぐのが好きになったよ」と言われると何よりもうれしい。「ジャンルにこだわらず、子どもたちに寄り添うことをライフワークにしたい」と地域に溶け込んでいる。
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