2025822日()

挿絵ギャラリー

紙面掲載後、順次更新します。

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「先頭に美女」黒木優逢(3年)
制作意図
二百人ばかりの女たちが打掛を羽織り、母屋から現れたシーン。本文に「城戸は腰を抜かしそうになった」とある。戦なのに羽織、先頭に美女、二百人ばかりの女というところに注目して、女性たちの美しさ・きれいさを表すよりも、大人数での女性たちのかっこよさを表現してみた。
2023年04月11日付19面に掲載されています。

「鼓舞」下川紗葉(3年)
制作意図
加藤清正との戦いが始まる前に、おびえている城戸を誾千代が肩をたたいて励ますという場面がある。励ましているというところに誾千代の強さや優しさを感じたので、その場面を描いた。これから始まる戦いに対する誾千代の自信が表れた絵になるように、背景をオレンジ色にして力強くし、「希望」という花言葉のスノードロップを描いた。
2023年04月10日付13面に掲載されています。

「硝煙」滝口暖々花(3年)
制作意図
誾千代がお手本となって敵の船に銃を撃つという場面がある。誾千代が昔から得意だった銃を撃つ姿や人は撃たないで船を撃つ姿に優しさや強さを感じたので、その場面を描いた。後ろの船が撃たれていることを表したかったので、船の周りに絵の具を散らして、穴の部分が少し目立つようにすることを工夫した。
2023年04月09日付20面に掲載されています。

「誾千代の強み」徳永那海(3年)
制作意図
鍋島軍が海から攻めてきて、周りの人たちは動揺している。誾千代が正義感あふれる言葉で真里や城戸たちみんなに冷静さを与えたところに心が惹かれたので、その正義感があふれている誾千代を制作した。迎え撃つ場所である南浦の浜辺も描き、誾千代の勇ましさを表現した。
2023年04月08日付19面に掲載されています。

「誾千代」平川歌恋(3年)
制作意図
今回担当した場面にある「私は、立花誾千代です」というセリフが物語を読んだ中で一番心に残ったので、その迫力が伝わるような絵を目指して描いた。制作する上で一番考えたことは、誾千代らしさとは何かだ。誾千代は、今までいろいろな苦悩に向き合ってきた人なので、心の強さと品のある美しさがある。そんな誾千代の強くて美しい姿を表現するために、特に目元の表情と白具足に気を付けて描いた。
2023年04月07日付19面に掲載されています。

「統虎」東咲希(3年)
制作意図
ほぼ勝ち目のない戦に出陣しなければならない統虎が誾千代たちと碁石を使って戦術を考えているシーン。統虎が誾千代を安心させようとぎこちない笑顔を向けている顔を、誾千代視点で描いた。背景に碁盤を描き、色合いにこだわった。
2023年04月06日付19面に掲載されています。

「親愛」山本みちる(3年)
制作意図
この挿絵のもととなったシーンからは、誾千代と統虎の長年共にいたからこその絆の強さや、それを見た真里の安心の気持ちや穏やかさが見て取れる。そのため、二人の取り合う手をメインにし、次に安心する様子の真里、この二つの様子を組み合わせた。
2023年04月05日付19面に掲載されています。

「武装した荼枳尼天」前田明人(3年)
制作意図
タイトルにも使っていて本文中に出てくる、武装をした荼枳尼天という言葉を基に制作した。城を背景に、手前の誾千代には白具足と紫の陣羽織を着せ、荼枳尼天をイメージさせる剣と宝珠を持たせた。作中で誾千代が主に使っていた武器が銃だったので悩んだが、荼枳尼天のイメージを優先して剣にした。
2023年04月04日付19面に掲載されています。

「進」白石鈴音(3年)
制作意図
誾千代と真里が会話をしているシーンを主体として描いた。白狐隊の鉄砲の腕前や誾千代が前に進もうとしている様子を目線や煙で表現した。誾千代は白具足をベースに、統虎のイメージカラーの青、仁志のイメージカラーである高貴を象徴する紫を着物に使い、真里には「調和」を意味する宝柄を取り入れた。
2023年04月03日付19面に掲載されています。

「信」白石桜音(3年)
制作意図
この場面は誾千代が統虎(親成)と一生を共にすると決意した場面だと思っている。道雪の亡き跡を継いで仁義を貫き通そうとする統虎と、何があっても統虎を守り抜きたい誾千代を背中合わせにしたことで、互いの信頼度がよく分かると思う。画面に波や橘の花を描いたのがポイント。これからも誾-GIN-をお楽しみください。
2023年04月02日付19面に掲載されています。