2025822日()

挿絵ギャラリー

紙面掲載後、順次更新します。

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「淡々と」田村野茜(2年)
制作意図
誾千代が鉄砲を使い、瓢箪を撃ち抜くシーン。髪の毛をなびかせ、迫力が出るようにした。狙いを定めて撃つ姿を表現するため、目線は遠くを見据えているようにした。暗い色をベースにして、緊迫した状況を表現した。
2023年03月22日付21面に掲載されています。

「睨み合い」永岡遥(2年)
制作意図
秀吉が誾千代のもとを訪れ、功績を高らかに語る。それに対抗するかのように、誾千代も秀吉を持ち上げつつ牽制をしている。この両者が睨み合った様子を表現する際に、表情と背景を特に工夫した。表情は、誾千代も秀吉も笑顔の下に潜む、嘲るような気持ちを感じられるようにした。背景は、この物々しい雰囲気を黒い霧で表した。
2023年03月21日付21面に掲載されています。

「西国一の男の妻」於久一葉(2年)
制作意図
「私は西国一の男の妻だ」という誾千代の強い言葉に合わせ、堂々と凛とした佇まいを意識して描いた。秋空の少し寒くなってきた様を表すのに青々とした空、というよりは寂しめのクールな空になるよう心がけた。意志の固い誾千代を表すために、力強い目にするよう努力した。それが目立つよう、生の黒を少し使った。
2023年03月20日付19面に掲載されています。

「言葉」山田愛珠(2年)
制作意図
真里と誾千代が話している場面を描いた。真里が誾千代に声を潜めて話をしているシーンが特に印象に残ったので、そのシーンがイメージできるような絵になっていればうれしいです。
2023年03月19日付24面に掲載されています。

「うつる秋の空のさき」吉岡美凰(2年)
制作意図
前回は目に映るすべての景色が広がっていると考えて描いたが、今回は目に映るものにこだわらず、考え方を変えたある一部の視点をさして描いた。水面を空にたとえて、髪先に秋の雲に溶け込んでゆくイメージで描いた。水面は海を表していて、背景の暗い色から悩みを感じられるようにした。顔の表情ではなく、色で感情を出した。
2023年03月18日付22面に掲載されています。

「実り」山本梢(2年)
制作意図
南瓜を育てる過程が印象的だったので、南瓜を描いた。畑にリアリティを求めすぎず、土っぽくするのではなく、夏の空気感や日差しの綺麗さを表現することを意識した。特に南瓜の花が見てほしいポイントになっています。
2023年03月17日付21面に掲載されています。

「うつくし」前田陽葵(2年)
制作意図
誾千代の婉美絶麗の美しい顔を描いた。周りの雲と背景は、秋の空の淡い感じを表現した。誾千代の美しさが純粋に伝わるように周りはぼかして、誾千代が輝いているように描いた。誾千代の絶妙な表情に注目してほしい。
2023年03月16日付23面に掲載されています。

「自分」平井糸麻(2年)
制作意図
誾千代が統虎にありのままでいい、と言われるシーン。誾千代の好きなところを語り、そのままの自分でいいと言ってくれる統虎に、誾千代は新たな光を感じたと思う。統虎の包容力と温かさに救われる誾千代を描いた。デジタルで描くことで、誾千代の透き通るような色白の肌を表現できるように工夫した。
2023年03月15日付22面に掲載されています。

「未練」伊原健心(2年)
制作意図
誾千代が自分の故郷である立花を捨て、柳川へ移ることをのめずに苛立ちを感じているところを手で表現した。中央にあるのは誾千代の後ろ姿。今まで統虎や立花の人たちに迷惑をかけてきて、離縁しようと考えるが、統虎に何回も助けられたこともあって後ろめたい気持ちを表現した。
2023年03月14日付21面に掲載されています。

「星命」伊原健心(2年)
制作意図
誾千代と統虎との運命について描いた。統虎は十兵衛の占いで誾千代と一緒にいてはいけないとされていたが、誾千代に対する決して見捨てないという愛が二人の運命を変えたとの意を込めた。真ん中にあるのは占筮で使う道具、周りにある星々で二人の運命を表している。
2023年03月12日付26面に掲載されています。