「姉妹で耶馬渓を盛り上げます」。わかばちゃん(左)ともみじちゃん=中津市耶馬渓町の正平寺
【中津】紅葉の名所として知られる中津市耶馬渓地域をアピールする、新しいゆるキャラが誕生した。名前は「わかばちゃん」。新緑時季の若葉のモミジをイメージしている。5年前から活動している姉の「もみじちゃん」と一緒に、地域を盛り上げていく。
地元女性らでつくる「やばけいアンファン・マルシェ実行委員会」(矢野由縁(ゆかり)会長、10人)が取り組む、子どもを中心に据えた地域活性化活動の一環。
わかばちゃんはベストが付いた緑色のワンピースにベレー帽、モミジ形のワッペンをたくさん着けている。活発な性格でダンスが好きという。
町内の子どもを対象に新キャラクターアイデアコンテストを開き、「もみじちゃんの妹」を募集。グランプリとなった安枝愛梨さん(10)=同市城井小4年=の作品を基に、市地域おこし協力隊員=三光支所所属=大谷柚生香(ゆうか)さんがデザインを仕上げた。着ている衣装は全て実行委メンバーが手作りした。
町内中畑の正平寺で4月12日にあった伝統祭事「桧原マツ」に、わかばちゃんが初めて登場した。赤いワンピース姿のもみじちゃんと一緒に、みこしを担ぐ人を応援したり、参拝者と触れ合ったりと、にぎわいづくりに一役買った。
同実行委は子どものためのイベント「アンファン・マルシェ」を主催したのをきっかけに、幅広く活動。子どもの健全育成、地域活性化、郷土愛の醸成を目的に取り組む。
もみじちゃんはアンファン・マルシェ10年の節目に生み出し、これまで地域のイベント参加や学校訪問などを50回以上してきた。いつもすぐに子どもたちに囲まれる人気ぶりという。
矢野会長は「耶馬渓の顔のゆるキャラとして、これからは姉妹で頑張り、より一層地域を明るくし、元気づけたい。見かけたら気軽に声をかけてほしい」と呼びかけている。