夫婦そろって100歳となった伊美公義さん(右)とシゲノさん=由布市庄内町高岡
【由布】由布市湯布院町川南の伊美シゲノさんが1日、100歳を迎えた。夫の公義さんは昨年9月1日に100歳となっており、夫婦そろって紀寿となった。幼なじみで80年近く連れ添ってきた2人は同じ高齢者施設で暮らす。シゲノさんは「ここまで元気に過ごすことができたのは皆さんのおかげ」と周囲に感謝した。
2人は同所出身で家が近所だった。終戦後すぐ、20代前半で結婚。公義さんは自動車教習所の経営やミシンの販売、別荘の管理などに従事。シゲノさんは実家の農業を手伝いながら子ども3人を育てた。2人とも90歳頃まで畑仕事をしていたという。
2人は昨年1月から同市庄内町の有料老人ホームに入所。日中はデイサービスに通い、積極的にレクリエーションや体操に参加している。隣同士で会話をしながら食事をし、公義さんは「長く一緒にいるので理解し合っている」と夫婦円満の秘訣(ひけつ)を明かした。
1月30日には、施設を相馬尊重市長が訪れ、家族やデイサービス利用者と一緒に長寿を祝った。シゲノさんとそろいの、金色の帽子と衣装を着た公義さんは「こんなに盛大にお祝いしてもらえるとはありがたい」と喜んだ。
市高齢者支援課によると、昨年9月1日現在の市内の100歳以上は52人。相馬市長は「夫婦で100歳を迎えるのは珍しく、おめでたいこと。今後も仲良く元気で過ごしてほしい」と話した。