日田スギに関わる異なる職種の人が集まった「杉工作俱楽部」のメンバー=日田市
【日田】日田スギのことを多面的に知る展示「杉×時×人」が3~12日、日田市のパトリア日田で開かれる。同市の杉工作倶楽部の主催。「スギをすべて伝える」をテーマに、家具や加工に使う道具などを並べ、日田スギに愛着を持ってもらう機会にする。
同倶楽部は、生産者のマルマタ林業とマルサク佐藤製材、家具製作の戸高ウッドスタジオ、木工雑貨のウッドジョイとやまよろずの代表者らがメンバー。
同展では日田スギそのものやスギを使った家具、器、古道具などのほか、なたやチェーンソーといった山仕事の道具も展示。チェーンソーを使って椅子を作るパフォーマンスや、ワークショップもある。
ワークショップで作るテーブルは、伐採後、山に放置された「たんころ」と呼ばれる根元を使用する。異なる職種のメンバー同士がつながりを深め、それぞれの仕事や思いを知る中で「新たな可能性として、たんころに着目した取り組みが生まれた」という。
企画した戸高ウッドスタジオの戸高晋輔さん(57)は「日田スギを育てる人、製材する人、家具を作る人が模索してきたスギに関する仕事の可能性を提案する」と話している。
会場では製品の販売も。詳しい内容は同倶楽部のインスタグラムで。ワークショップの申し込みはパトリア日田(0973-25-5000)。