「創青湧躍」のスローガンを掲げて活躍を誓う四方田新監督(中央)と新加入選手=クラサスドーム大分
サッカーJ2の大分トリニータは6日、クラサスドーム大分で百年構想リーグの新体制を発表した。スローガンは「創青湧躍(そうせいゆうやく)」。横浜FCや札幌をJ1昇格に導いた四方田修平新監督の下、昇降格のない特別大会に挑む。
スタッフや新加入選手ら15人が会見に出席。チームを運営する大分フットボールクラブの小沢正風社長がスローガンについて、「一文字一文字にポジティブな意味を持たせた。躍動感があり、湧き上がるようなフットボールを見せたい」と説明した。
四方田監督は「歴史あるクラブの指揮を執ることを光栄に思う。90分終わった時に、もう立てないというほど走り切るチームをつくりたい」と抱負を述べた。
チームは26人が残留。新たに8人が加わり、34人体制でスタートする。吉岡宗重スポーツダイレクターは「2季連続で16位ということを重く受け止めなければいけない。練習量を増やしながらハードワークできる土台をつくり、積極的にチャレンジしたい」と述べた。
リーグは来月7日に開幕する。大分は翌8日、J3に初昇格した滋賀をクラサスドーム大分に迎える。チームは今月13~19日に宮崎市内でキャンプを実施する。
■MF山口「大分でのプレーに憧れ」
6年間過ごした思い出の地で再びプレーする。J3鹿児島から完全移籍で加入したMF山口卓己は「自分にできることを全力でやり、チームを引っ張る存在になりたい」と意気込みを語った。
大分中から大分高に進み、高3で全国総体と全国選手権に出場した。鹿屋体大から鹿児島に入団。豊富な運動量を生かし、主にボランチとして昨季はリーグ戦34試合で6得点を挙げた。
中高生時代は何度も大分の試合を観戦したという。「このドームとサポーターの前でプレーすることに憧れていた」と移籍を決断した。特別大会に向けて、「数字だけにこだわるのではなく、自分自身が成長できる土台を作りたい」と決意を示した。
<選手・スタッフコメント>
GK田中悠也 大分のサポーターはすごく熱量がある印象。全試合にフル出場し、半分以上で無失点に抑えられるように努力する。
DF坂田陸 持ち味はヘディングの強さと前線へのキック。開幕戦で先発することを目標に、日々の練習は遠慮することなく全力で臨みたい。
MF山崎太新 覚悟を持って大分に来た。サイドからの仕掛けや推進力に自信がある。全試合に出場し、チームを勝利に導きたい。
MF吉川敬進 大学時代を九州で過ごし、すごく好きな土地になった。大分でプレーできることをうれしく思う。若手らしくチャレンジしたい。
MF木本真翔 遠慮せず積極的なプレーをすることで成長したい。持ち味のシュート力とドリブルを生かし、まずは5ゴールを目指す。
MFパトリッキ・ベロン オファーをもらって迷わず移籍を決断した。強い大分を取り戻すために、アシストや得点で結果を残す。
FW桜井勇斗 前線で起点になることとDFラインの背後を突く動き出しが得意。その質を高めることで得点を量産し、勝利に貢献したい。
竹内清弥ヘッドコーチ 選手とも近い年齢だが、魅力のある仕事に就かせてもらった。しっかり監督の狙いを伝えていけるようにしたい。