舞台あいさつをする松村克弥監督=宇佐市上田の市民図書館
【宇佐】宇佐市が生んだ昭和の大横綱「双葉山」をテーマにしたドキュメンタリー映画「よみがえる聖地の闘神~名横綱・双葉山の栄光~」が完成した。宇佐神宮御鎮座1300年を記念して企画され、地元の偉人が角界に入るまでの半生を地元の風景や再現ドラマを交えて描いている。7日、市内で先行上映会が開かれた。
双葉山は同市天津出身で、戦前に大相撲で活躍。いまだに破られていない69連勝という偉業を残し、「相撲の神様」とも称される。
映画(72分)は、宇佐で過ごした少年時代を再現ドラマと関係者へのインタビューなどで紹介。市内では2度撮影が行われ、漫画家やくみつるさんが案内役として出演し、双葉山の孫で俳優の穐吉次代さん(53)が双葉山の祖母キツ役を演じた。ナレーターは同市とゆかりの深い俳優賀来千香子さん。
市民図書館(上田)であった先行上映会には、完成を心待ちにしていた市民ら計約250人が参加。松村克弥監督(62)が舞台あいさつで「波乱に富んだ双葉山の少年時代を中心にした。郷土が生んだ大スターの魅力や人としての素晴らしさを感じてもらえたら」と述べた。
ゲストとして招かれた双葉山の孫穐吉正治さん(44)=福岡県筑紫野市=は「祖父がどのような人物だったかを多くの人に知ってほしい」と呼びかけた。
映画は今後、市内のイベントで上映したり宇佐商工会議所のユーチューブなどで公開する予定。