宇宙エレベーターロボット競技の全国大会に出場する(右から)赤嶺さん、日本さん、中平さん=津久見市役所
【津久見】宇宙ステーションと地上をつなぐ「宇宙エレベーター」をイメージしたロボット競技会の県大会(9月15日・大分市)で、津久見市の津久見中と津久見高の合同チームが優勝を果たした。両校の垣根を越えた協力プレーを発揮し、11月23日に横浜市で開かれる全国大会に挑む。
津久見高は昨年度、文部科学省の「DX(デジタルトランスフォーメーション)ハイスクール」に指定された。デジタル人材育成に向けた環境整備に力を入れており、その一環で宇宙エレベーターロボットの組み立てやプログラミングを学習している。
同高の魅力発信と市内中高の連携強化を目的に、中学生有志に声をかけ、混合チームでの出場を決めた。
予選を兼ねた県大会は5校8チームが参加。各校が試行錯誤して製作したロボットを使い、「宇宙ステーションに見立てた箱(高さ2・5メートル)に球を入れる」といった複数のミッションの達成数を競った。
優勝メンバーは、津久見高2年の赤嶺塁さん(17)、日本美優さん(16)、津久見中2年の中平龍希さん(13)の3人。夏休みに定期的に集まり、ロボットの重量やバッテリーの充足具合などを入念にチェックしながら練習を重ねた。
3人は9月25日に市役所を訪れ、石川正史市長に全国大会への出場を報告。県大会の様子を振り返る動画を視聴した後、石川市長は「成功した時の会場の大きな歓声に感動した。全国でも結果を出してきてほしい」とエールを送った。
全国大会は箱の高さが4メートルになるなどミッションの難易度が上がるため、今後はロボットの再調整に臨む。
中平さんは「想定通りに動いた時の達成感がうれしい。優勝できて良かった」、日本さんは「3人で協力して頑張るので、応援をお願いします」と話した。