【アーチェリー女子個人決勝】一射に集中する東明の池田=挾間上原グラウンド
アーチェリー女子個人は東明の池田美緒(3年)が制した。県レベルの大会で初めての頂点。「努力してきたことが間違っていなかった」とうれし涙を流した。
予選は4位で通過。決勝は7人によるトーナメントで競った。初戦を危なげなく突破し、準決勝の相手は2連覇中の同級生(同3年)。「実力は相手が上」と受け止めたことで一射一射に集中し、勝利を引き寄せた。
決勝で対戦した後輩(同1年)には先輩の意地を見せ、高得点を連発して寄せ付けなかった。
競技を始めたのは中学2年から。高校に入ってから練習で本数を重ね、フォームの安定を目指した。「努力の成果」と佐藤俊太監督は評価する。
「うまくいかない時期もあったが、県内最後の大会ですべての力を出せた」と胸を張った。
【ミニインタビュー】
アーチェリー男子個人で3位だった東明の安東颯斗主将(3年) 予選を1位で通過しただけに悔しさが残る。九州大会や全国総体では力を十分に発揮できるよう、メンタル、技術の改善を図り、団体ベスト8を目指したい。
〈アーチェリー〉
(挾間上原グラウンド)
=男子=
【団体】(1)東明(安東、中村、町田)
【個人】(1)蔵田一騎(東明)(2)吉良一真(同)(3)安東颯斗(同)(4)姫野伶成(同)(6)高橋誠也(鶴城)(9)原田旺舞(芸術緑丘)
=女子=
【団体】(1)東明(石井、沢田、池田)
【個人】(1)池田美緒(東明)(2)久留主未来(同)(3)石井美羽(同)(4)沢田こころ(同)(5)小野翔音(翔青)
(東明の男子は8年連続33回目、女子は18年連続28回目の優勝。団体は男女の1位が全国、九州大会へ。個人は団体出場校を除く最上位が全国、上位2人が九州大会へ)