キックオフイベントで酒を振る舞う酒蔵の関係者ら=31日、大分市
日本酒や焼酎、ワイン、クラフトビールを造る竹田、豊後大野両市の八つの酒蔵で1日から、利き酒や飲み方教室など多彩な体験を楽しめる「くらくらくら祭」が開かれる。8月末まで。
各蔵の魅力発信、観光客の呼び込みを狙って県豊肥振興局が企画。5月31日に大分市のJR大分駅府内中央口広場でキックオフイベントがあり、鏡開きや振る舞い酒があった。
8蔵は竹田市の萱島酒類(竹田町)、佐藤酒造(久住町久住)、久住ワイナリー(同)、くじゅう高原地ビール村(同町白丹)と豊後大野市の藤居醸造(千歳町新殿)、牟礼鶴酒造(朝地町市万田)、吉良酒造(緒方町下自在)、浜嶋酒造(同)。
各蔵では米こうじでのみそ造り、かまどでの炊飯などもできる。料金は千~1万1千円。ハンドルキーパーや子どもの料金もある。
牟礼鶴酒造の森健太郎社長(47)は「各蔵に足を運び、酒や自然、地域の魅力を満喫して」とPRした。
申し込みは各蔵へ。問い合わせは振興局(0974-63-1291)。