別府市上人仲町に4月オープンするギャラリー「akatsuki」
【別府】別府市上人仲町に4月2日、ギャラリー「akatsuki(暁)」がオープンする。カフェスペースを併設し、誰もが気軽にアートを楽しめる文化拠点を目指す。
福祉サービス事業「アイウィン」(同市若草町、佐藤賢治理事長)の運営。デイサービス施設(鉄筋2階)の一角(約30平方メートル)を利用する。
明るく開放的な間取りで、作家の希望や展示数に合わせ壁面、棚、仮設のテーブルに作品を並べる。プロ・アマ問わず、地元作家の展示会を定期的に開く。
「お茶をしながら芸術を楽しめる空間」をコンセプトに、コーヒーやケーキを販売するカフェスペースを併設。カウンター席、テーブル席の他にテラス席を設けた。
佐藤理事長(66)は「アートを身近に感じ、楽しんでもらえればうれしい。発表の場として活用してもらうことで、別府のアーティストを後押ししたい」と話している。
プレオープンとして、美術家の二宮圭一さん(63)=杵築市山香町=の個展「二宮圭一のこれまでと現在展―断片」を開催している。30日まで。入場無料。水彩画や油絵など約200点を展示している。観覧は午前10時から午後4時まで(最終日は同3時)。
29日は二宮さんが製作した映画「日常~めぶき園を訪ねて」を上映する。午後2時からで鑑賞料は500円。
問い合わせは「暁」のインスタグラムなどから。