全国商業高校協会主催の検定で難関資格に合格した(右から)平野志歩さん、河村茉紘さん、北野美空さん、松岡真羽音さん、宇都宮凜さん=別府翔青高
【別府】別府市の別府翔青高商業科3年の河村茉紘(まひろ)さん(18)と平野志歩さん(18)が全国商業高校協会の会計実務検定で3科目全てに合格した。難易度が高く、県内はわずか4人のみ。同校にとって初の達成となった。
3科目は「財務諸表分析」「財務会計」「管理会計」。企業経営に重要なビジネス・マネジメント能力などが問われる。2人とも簿記部に所属し、切磋琢磨(せっさたくま)しながら勉強した。
河村さんは同協会主催の検定9種目のうち「簿記実務」や「ビジネス文書実務」など7種目、平野さんは6種目で1級を獲得。大学法学部に進学する河村さんは「頑張った分が成果につながり楽しかった。将来は公認会計士になりたい」。地元銀行に就職する平野さんは「学習するに連れ、金融機関への思いが深まった」と述べた。
別府青山、別府羽室台、別府商業の3校が統合して誕生した同校は開校10周年を迎え、各検定の取得者が増えている。松岡真羽音(みはね)さん(18)と宇都宮凜さん(18)、北野美空さん(18)=いずれも商業科3年=の3人は、商業経済検定の全5科目に合格した。県内では24人。
3人はいずれも1年時から検定に挑戦し、部活や課外活動にも積極的だった。松岡さんは「短期集中で取り組んだ」。宇都宮さんは「大学では地域創生につながるような活動をしたい」。北野さんは「社会に役立つ経験ができた。助けてくれた先生に感謝したい」とそれぞれ語った。