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202049日()

4姉妹そろって仏芸術文化大賞 大分市のアートジュエリー作家

「多くの人に喜んでもらえる作品をつくっていきたい」と話す(前列右から時計回りに)島村節子さん、恭子さん、順子さん、洋子さん=大分市判田台南
「多くの人に喜んでもらえる作品をつくっていきたい」と話す(前列右から時計回りに)島村節子さん、恭子さん、順子さん、洋子さん=大分市判田台南
  • 洋子さんの作品「『煌めき』神秘の海へ」
  • 節子さんの作品「エメラルドグリーン色の陽だまり」
  • 順子さんの作品「コーラルリーフ(海へのオマージュ)」

 輝くアートジュエリー4姉妹―。大分市判田台南で工房を開く島村節子さん(63)、恭子さん(61)、洋子さん(59)、順子さん(54)が昨年12月、フランス芸術文化大賞をそろって受賞した。創作活動を始めてわずか4年。「評価に恥じない作品をつくり、大分にジュエリー文化を広めたい」と喜んでいる。
 賞は日本各地で活動する優れたアーティストを芸術の国フランスに紹介しようと、日仏の美術評論家らでつくる団体が主催。絵画、工芸、書、詩、写真など、さまざまなジャンルから約100人を選んだ。
 アートジュエリーとは、天然石やビーズ、クリスタルガラスなどを素材に、さまざまな技法で作り手の思いを表現した宝飾品。4人の受賞作はそれぞれ陽だまりや春、海、光などをイメージした華麗なネックレスで、独創的で精密な工芸品として評価された。「姉妹でありながらライバル。発想が全く異なるから創作意欲が刺激される」と4人。
 2016年に姉妹で島根県出雲市を旅し、勾玉(まがたま)を使ったアクセサリー作りを体験したのが始まり。石の魅力や手仕事の奥深さにのめり込み、それぞれ東京での短期講座や通信講座で学んで講師資格を取得。大分合同新聞文化教室の講師も務めている。
 順子さんは初めて制作したネックレスが16年の公募展で上位入賞。作品はイタリアやドイツで紹介され、頭角を現した。姉3人も公募展入賞を重ねている。専門的に学んだ作家やキャリア20年を超えるベテランが多い業界で、異色の存在として注目が集まる。
 元私立高教諭の節子さんと元団体職員の恭子さんは「妹に負けられない。技術と個性を磨き、第二の人生にチャレンジしたい」と笑顔。洋子さんは会社員、順子さんも団体職員として働きながら創作を続ける。「心が温かくなるような作品をつくり、多くの人に喜んでもらいたい」と情熱を傾けている。

※この記事は、2月26日 大分合同新聞 13ページに掲載されています。

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