新しい大分合同新聞、始まりました
Gate・紙面ビューアー体験キャンペーン
202049日()

東京パラ開幕まで半年 大分県勢約10選手有望、代表入りへ追い込み

 東京パラリンピックは開幕まできょう25日で半年となった。170前後の国・地域から約4400人が集まる世界最高峰の障害者スポーツ大会は、東京五輪が幕を閉じた半月後に始まる。日本代表入りを目指している大分県勢の有望選手は男女合わせて10人余り。最後の追い込みに力を入れている。
 既に代表に内定しているのは、2008年北京から4大会連続出場となる陸上女子走り幅跳び(義足)の中西麻耶(34)=由布市庄内町。昨年11月の世界選手権(ドバイ)で初の頂点に立ち、代表権を勝ち取った。世界新記録と金メダル獲得を目標に、練習のピッチを上げている。
 視覚障害者による柔道女子63キロ級の工藤博子(35)=東京都、大分市金池町出身=は、同種目の国際ランキングで国内トップ(1月20日時点)。同市の大分女子(現大分西)高卒業後から競技を離れていたが、2年前に復帰。昨年12月の全日本大会で優勝するなど結果を出し続け、初の大舞台に手が届く位置にいる。
 右手が不自由な荒力(あらちから)(44)=同市金池町=は00年シドニー、04年アテネの2大会に競泳で出場。16年に転向したトライアスロンで「東京」を狙う。下肢に障害がある選手のパワーリフティングでは坂元智香(ちか)(37)=日出町=が有力。今月1日に東京であった全日本選手権女子79キロ級で日本新記録の75キロを挙げ、優勝に花を添えた。
 車いすバスケットボール女子日本代表の常連・安尾笑(えみ)(26)=同市南鶴崎=も期待がかかる。充実した練習環境を求めて17年に熊本県から移住。技術に磨きをかけている。
 パラの第1回大会は1960年、イタリア・ローマで開かれた。64年の東京大会は、社会福祉法人太陽の家(別府市)を創設した故中村裕(ゆたか)博士の尽力で実現。日本が初参加し、中村氏が選手団長を務めた。今夏の東京大会は16回目となり、日程は8月25日~9月6日の計13日間。22競技539種目で熱戦を繰り広げる。
 日本パラ委員会によると、これまでにパラに出場した県関係選手は男子32人、女子5人の計37人。うち金2人、銀5人、銅5人のメダリストが誕生している。

※この記事は、2月25日 大分合同新聞 1ページに掲載されています。

最新記事
大分県内5市の小中学校が休校延長 日田市と竹田市は急きょ
日田市と竹田市で初の感染者
パスポート発行、4年連続増 19年の大分県内件数
大分県立学校、8日再開 県民の外出自粛は解除
中西麻耶「東京パラ延期決定は仕方ない。これからも輝く努力を」
最新の紙面はこちら

ニュースアクセスランキング 3時41分集計

大分ニュース