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202049日()

茶道用の木炭、世界農業遺産地域ブランドに 国東市の「陸栄」生産

クヌギを焼いた「茶の湯炭」を持つ春山林生事業部長=国東市国見町大熊毛
クヌギを焼いた「茶の湯炭」を持つ春山林生事業部長=国東市国見町大熊毛
  • 国東半島宇佐地域世界農業遺産のシンボルマークをあしらったシールが貼られた段ボール

 国東半島宇佐地域世界農業遺産推進協議会は茶道用の木炭「茶の湯炭(ずみ)」を世界農業遺産地域ブランドに加えた。企業や生産者が申請して認証を受けると、ブランドのシンボルマークをあしらったシールを貼って、売り込むことができる。
 「茶の湯炭」は茶道用の木炭で、茶釜に入れた湯を沸かすときに使う。切り口が菊の花に似ているため「菊炭」とも呼ばれる。
 現在、国東半島宇佐地域で茶の湯炭を生産するのは国東市の木炭生産・販売会社「陸栄」(本社、東京都)のみ。同地域内で伐採したクヌギを使用していることなどから基準を満たした。同社は早速、商品を梱包(こんぽう)する段ボールにシールを貼って出荷を始めた。
 認証制度は県と4市1町1村でつくる国東半島宇佐地域世界農業遺産推進協議会が2014年に始めた。これまで「乾シイタケ」「七島イ」「コメ」が認証を受けている。
 同社は18年、高品質なクヌギ原木を求めて市内国見町大熊毛の山中に生産拠点を置いた。正社員やパート計13人が原木の切り出しから製炭、箱詰め作業までを担う。生産する木炭は年間約35トン。主な顧客は県外の百貨店や茶道具販売店という。
 春山林生(しげき)事業部長は「地域に認められた気分。市のPRにつながればうれしい」と話している。

※この記事は、2月20日 大分合同新聞 14ページに掲載されています。

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