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大分県内、やまぬ交通死亡事故 今年、既に6人犠牲

 県内は今年に入り、交通死亡事故が続発している。死者は20日までに6人(昨年同期1人)。年間に65人が亡くなった2010年以来のハイペースとなっている。死者のうち4人は65歳以上の高齢者、他の2人は19歳の大学生だった。県警は「危機的な状況」と全県に交通非常事態宣言を出し、取り締まりを強化。20日は県内各地で街頭活動を展開し、ドライバーと歩行者にマナーアップを訴えた。
 県警によると、1月20日までに死者数が6人に達したのは10年(1月に10人)以来。昨年1月は月間で2人だった。
 今年になって最初の死亡事故は7日未明に発生。別府市上人南の市道でワゴン車が横転して自動販売機に激突し、乗っていた男子大学生2人が亡くなった。横転の原因は捜査中だが、「スピードを出し過ぎていた可能性がある」と捜査関係者。別府署によると、運転していた学生は運転免許を取得して1年未満だったという。
 その後、10日までに大分、宇佐、豊後高田の各市で、道路を横断していた高齢者計3人が車にはねられて亡くなった。2人は歩いて渡り、もう1人は自転車だった。
 県警は同日夜、本部長名で全県交通非常事態宣言(23日まで)を出した。全署態勢で交通指導や取り締まりを強化する中、15日に九重町後野上の国道210号で無職男性(88)の軽乗用車がガードレールに衝突する死亡事故が起きた。
 県内は高齢ドライバーの事故対策とともに、横断歩行者らの安全確保が課題になっている。横断中に亡くなった3人のうち2人は、辺りが暗くなる午後5時~6時半ごろ、ドライバーから見て右から左に向かって横切っていた。
 交通企画課によると、夜間は自分の車と対向車のライトが重なり、ドライバーから横断歩行者が見えなくなる「蒸発現象」が起こりやすい。「車の速度抑制や前方注視だけでなく、歩行者にも安全確認の徹底が求められる」と強調する。
 20日は県警本部と全15署が計238カ所で街頭活動を実施。大分市の中央町入口交差点では午前8時ごろから、職員や県警オリジナルキャラクター「ゼブラストップマン」が「横断歩道は歩行者優先」などと書かれたティッシュを通勤客らに手渡した。
 交通部の安倍茂憲企画官(60)は「交通事故は誰でも当事者になり得る。悲惨な事故を防ぐためにも、自覚と緊張感を持って運転してほしい」と呼び掛けた。
※この記事は、1月21日大分合同新聞朝刊21ページに掲載されています。
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