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橋点検にドローン導入 大分県、1月から試験運用

 大分県は来年1月から、橋の点検作業にドローン(小型無人機)を導入する取り組みをスタートさせる。コスト削減や点検期間の短縮、安全性向上などが目的で、産業用無人機研究・開発の夢想科学(大分市)の技術を活用する。条件の異なる数カ所の橋で試験的運用を始め、構造や大きさなどがドローンによる点検に適しているか調査。適用範囲や基準を定めた上で本格運用につなげる。
 橋の点検は通常、自治体が専門業者などに委託し、技術者が目視やたたくなどしてひび割れや破損を確認する。橋の点検車や高所作業車、移動式足場などを使用するため高額で、現地に機材を搬入する手間や時間もかかる。
 国交省は今年2月に道路橋の定期点検要領を改正。「近接目視」の他に「近接目視と同等の情報が得られる方法」での点検を認めた。これにより、ドローンやロボットなどの技術活用が可能になった。
 点検要領の見直しを受け、県は来年1月下旬に杵築市の新秋山橋と鳥越大橋でドローンによる点検を計画。長さや幅、形など特徴が異なる橋で、ドローン利用に適しているかや周辺環境を見極める。
 点検には夢想科学の開発した機体とシステムを利用する。0・1ミリ以下の傷が写る高画質カメラを搭載した機体で床板や橋脚を撮影。膨大な量のデータを高密度な2次元画像や立体化した3次元画像にし、細かなひび割れや損傷を見つけ出す。点検結果や作業効率などを基に、本格運用への課題を探る。
 道路法で橋やトンネルは5年に1度の点検業務が義務化されている。県が管理する橋は約2500カ所で、2018年度まで5年間の点検費用は19億6千万円に上った。ドローン利用により、どの程度の費用削減になるかも検証する。
 県建設政策課は「どこまで技術が活用できるのかを見極めるためにも、いろんな種類の橋で試す必要がある。使用頻度を高めることでノウハウの構築、作業効率向上につなげたい」と話している。
※この記事は、12月13日大分合同新聞朝刊1ページに掲載されています。
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