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防災無線をスマホに 別府市のサークル・ワンが発明表彰で特許庁長官賞受賞

 自治体の防災行政無線放送をスマートフォンに流すことができる装置を開発したサークル・ワン(別府市、一丸敏雄社長)が、発明協会(東京都)の本年度九州地方発明表彰で最高賞に次ぐ特許庁長官賞を受賞した。装置の名称は「コスモマスター」。自治体が1台導入すれば各住民のスマホに防災情報を送信でき、災害時の正確な情報伝達や経費削減が図れるという。
 自治体は災害時、防災行政無線で屋外スピーカーから避難の呼び掛けや緊急情報などを発信しているが、屋内にいたり天気によっては伝わりにくいケースがある。機器を用いて聞く場合、無線が特別な周波数(60メガヘルツ帯)を使うため専用の受信機が必要。ただ、配布には「多額の費用がかかるためなかなか進んでいないのが現状」(同社)という。
 コスモマスターの利用は自治体が機器代金と月額利用料を支払う仕組み。住民はスマホに専用アプリ「コスモキャスト」をダウンロード(無料)することで情報が得られる。3月から販売を開始し、臼杵市など4自治体が導入している。
 9日、同社関係者が県庁を訪れて受賞を報告した。一丸社長が機器の仕組みや活用方法などを説明。高浜航県商工観光労働部長は「世の中の流れやニーズを捉えた商品。今後の展開も楽しみだ」と期待した。
 同社は1988年設立。セキュリティー関連システムやソフト開発を手掛ける。遠隔地から自宅の警備や高齢者の見守りが可能なシステムの開発・サービス提供など、地域課題の解決に役立つ事業にも積極的に取り組んでいる。
 コスモマスターのシステムを応用し、大雨時の河川水位を知らせる自動通報装置の開発も進めている。一丸社長は「自治体の持つ情報をいかに確実、正確に住民へ伝えるかが災害対応の重要なポイント。多くの自治体で利用が広がれば」と話した。 
※この記事は、12月13日大分合同新聞朝刊5ページに掲載されています。
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