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冬の食卓彩る日田のユズ 香りよく上質

 爽やかな香りが冬の食卓を華やかにするユズ。日田市は県内有数の産地で、主に山間部で栽培が盛んだ。ゆずこしょうや果汁、皮を使った食品など利用の幅が広く、特産品を生み出す。冬至(22日)を前に日田のユズを育み、売り出す現場を訪ねた。

 日田市は内陸部の気候で昼夜の寒暖差が大きく、香りのいい上質のユズができるとされる。市内の生産者でつくるJAおおいた日田柚(ゆず)部会(82戸)によると、収穫は8月から12月まで。収穫作業が重ならないナシや野菜と複合経営をする農家が多い。
 高瀬誠部会長(71)は天瀬町合田で40アールの農園に約300本を栽培する。11年前にブドウを栽培していた畑を転換した。品質の良い果実を作るためには害虫の防除と木の剪定(せんてい)が重要だという。
 同じ木に実るユズをシーズン最初は緑色の「青ユズ」で出荷。秋が深まるにつれて玉が太り、色づいた「黄ユズ」になる。11月後半は黄ユズの収穫がピーク。一部は冷蔵などで保管し、12月後半以降に冬至向けや年末年始用の青果を市場に出す。同部会から全国展開する和食チェーンに直接販売する分もある。出荷は年明けの2月まで続く。
 ユズは加工用で安定した需要があるが、農家の収入を上げるために「青果の出荷をどう伸ばすかが課題」と高瀬部会長。日田のユズをもっと多くの人に味わってほしいと願っている。

<メモ>
 県がまとめた2014年産の市町村別ユズ生産量で1位は宇佐市(695トン)。日田市(112トン)、杵築市(55トン)と続く。16年産の農林水産省調査で都道府県別で大分県(1231トン)は4位。高知県(1万4050トン)をはじめ徳島県(3601トン)、愛媛県(2967トン)と四国が上位を占める。
※この記事は、12月12日大分合同新聞朝刊14ページに掲載されています。
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