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202042日()

生ごみ減量に挑戦 中津市民が処理ボックス製作

「生ごみキエーロ」作りに取り組む家族連れ
「生ごみキエーロ」作りに取り組む家族連れ

 自宅で簡単に生ごみを処理できる「生ごみキエーロ」を作るイベントが8日、中津市蛎瀬の中津クリーンプラザであった。参加した市民が1年間、モニターを務め、使用感などを調べる。
 「キエーロ」は黒土の中にいる微生物の力を借りて生ごみを分解する木製のボックス。生ごみや食用油、カビが生えたものなどを入れておけば、数日で乾いた土になるという。臭いや虫も気にならず、維持費はかからない。土は肥料として使える。
 この日は家族連れなど約20人が、10グループに分かれて作業した。慣れない道具に悪戦苦闘しながらも、約2時間半かけて完成させた。
 市内鍋島の事務員、吉良紀子さん(29)は長男の藍希(あいき)君(5)=如水こども園=と一緒に挑戦。「畑の生ごみを処理しきれないので、作ってみようと思った」と笑顔で話した。
 市が収集するごみは1日平均約85トンで、県平均より10%多い。有料のごみ袋を導入せず、分別が進んでいないことが要因とみられる。年間の処理費用は約9億3千万円に達しており、減量が課題となっている。
 市清掃課は「処理コストを下げられれば、税金を他の用途に回すことができる」と話している。

※この記事は、9月18日 大分合同新聞 朝刊 12ページに掲載されています。

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