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小児科医不在の恐れ 竹田のこども診療所 所長が辞意示唆

 竹田市唯一の小児医療機関「市立こども診療所」で所長を務める男性医師(50)が21日、市議会に近く診療を終える意向を示した。市への不信感を理由としており、後任は決まっていない。市内から小児科医がいなくなる恐れがあり、幼い子どものいる保護者らから不安の声が上がっている。
 診療所は小児科医不在の状態を解消しようと、市が2009年11月に開設し、当初から男性医師が勤務。年間約1万5千人が受診している。現在、施設の老朽化に伴う新築移転工事が進む。
 関係者によると、市は診療所の運営を市直営から外部委託に変更しようと計画し、同医師との関係が悪化したらしい。指定管理者を2018年9月に募り、同医師の応募を期待したが、施設の維持管理料などの条件がネックとなり、どこからも申し込みがなかった。
 診療所は2月以降のアレルギー外来を別の医療機関に紹介しているほか、予防接種の受け付けも中止している。
 同医師は市議会の「竹田市こども診療所対策委員会」(日小田秀之委員長・16人)に出席した。委員会は非公開。複数の市議によると、「市への不信感が拭えなければ、診療を続けられない」と述べたという。市議からは、市に対応を促す意見が相次いだ。
 市内の母親からは心配する声が聞かれる。中1と小4の息子2人を育てる50代女性は「署名活動をしようという動きもあった。先生を信頼する保護者は多く、残ってほしい」と願う。小3の長男がいる女性(45)は「医療面が弱くなれば、子育てに不安を感じる」。
 首藤勝次市長は「コミュニケーション不足で誤解が生まれた。市内から小児科医がいなくなることだけは避けなければならない」と話している。
※この記事は、1月22日大分合同新聞朝刊23ページに掲載されています。

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