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客室89スパリゾート インターコンチネンタルホテル別府進出発表

 世界各地に高級ホテルを展開する英国系「インターコンチネンタルホテル」の別府市への進出計画について、開発を手掛けるリース大手・東京センチュリー(東京都)などは22日、都内で会見し、同市明礬(みょうばん)地区に温泉資源を生かした高級リゾートホテルを建設することを正式発表した。総事業費は約100億円で2019年夏までの開業を予定している。アジアを中心に県内のインバウンド(訪日外国人観光客)は増えており、世界的に知名度の高いブランド力を生かして欧米を含めた国内外の富裕層獲得を狙う。

 会見には国内でインターコンチネンタルホテルを展開する「IHG・ANA・ホテルズグループジャパン」のハンス・ハイリガーズCEO、浅田俊一東京センチュリー社長(豊後高田市出身)、広瀬勝貞知事、長野恭紘別府市長らが出席。
 説明によると、別府湾や別府の街並みを見晴らせる明礬温泉近くのIT企業研究所跡地(敷地面積8万2千平方メートル)に、地上4階建て客室数89の「ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ」を建設。レストランやクラブラウンジ、プールなどを備えたメイン棟と、別府竹細工を施した客室棟2棟を設ける計画。宿泊料は1泊1部屋5万~10万円ほどの価格帯をベースに検討する。
 事業主は東京センチュリーで、研究所跡の民有地と建物を取得、所有する。リース、マネジメント契約を結ぶホテル運営会社GHS(大阪市)が運営する。今年末に着工し、19年春の完成を目指す。広い敷地内にコンドミニアムなどを設ける第2期計画の構想も進めている。
 インターコンチネンタルブランドでは世界初のスパリゾートの展開。ハンスCEOは「世界有数の温泉地別府は新しいプロジェクトにふさわしい場所。信頼できるパートナーがいたこと、地元の熱意もあり進出を決めた」と語った。
 広瀬知事は「『日本一のおんせん県おおいた』が世界に飛躍を遂げる画期的なこと。大分の活力創生につながる」、長野市長は「ワールドクラスのブランドの進出により、別府には素晴らしい資源があることをあらためて示せる」と歓迎した。

<メモ>
 インターコンチネンタルホテルは世界60カ国以上に高級シティーホテルやリゾートホテルを展開。日本国内ではインターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)と全日空(ANA)が業務提携して設立したIHG・ANA・ホテルズグループジャパンが東京、横浜、大阪、沖縄で計7ホテル(約2900室)を展開。ANAクラウンプラザなど他ブランドも含めると、国内で33ホテルを運営している。
※この記事は、6月23日大分合同新聞朝刊1ページに掲載されています。

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