山田涼介、“最高の相棒”はメンバー全員 タイプが違うからこそ起きる化学反応「こいつらじゃないと」【インタビュー後編】

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『ズートピア2』で日本語版声優を務める山田涼介 撮影:宇高尚弘 (C)ORICON NewS inc.

 ディズニー・アニメーションの新作『ズートピア2』(12月5日(金)公開)において日本語版声優を務めるHey! Say! JUMPの山田涼介(32)。ジュディ、ニックらと行動をともにするズートピア創設者一族の御曹司、オオヤマネコ・パウバートに息を吹き込んだ。このほど山田にインタビューを実施。後編では、自身のディズニーの思い出やジュディとニックのような“最高の相棒”の存在について語っている。

【写真】バウパートといっしょに…山田涼介の撮り下ろしショット

「ズートピア」シリーズは、動物たちが人間のように暮らす楽園〈ズートピア〉を舞台に、頑張り屋なウサギの警察官・ジュディと、皮肉屋だけど根はやさしいキツネのニックが繰り広げるバディムービー。ある日、100年ぶりに姿を現した謎のヘビ・ゲイリーを追って潜入捜査へ向かうふたり。しかしゲイリーと接触したはずが、なぜか彼と一緒に逃げることに…。ゲイリーと行動を共にする中で、ふたりはズートピア誕生の裏に隠された驚くべき秘密に近づいていく。

■山田家にとってディズニーは一世一代のイベント 声優参加は「家族が一番、喜んでいます」

――前作を含めて『ズートピア』という作品の魅力はどこに感じられていますか。

まず、動物たちが人間のように暮らしてるっていうことが面白いですよね。ありそうでないような世界観。約10年前の作品だったので今回、改めて見直しました。当時はまさか出ると思って観ているわけじゃないですから。そうしてみると、やっぱりジュディとニックの凸凹でぶつかり合うんだけど、“頑張って!”と応援したくなるようなかわいらしい姿が一番の魅力なのかな。一つ一つのキャラクターの粒立て方が本当に上手です。今回のパウバートも含めて、ちゃんと自分の一番好きなキャラクターがこの映画を通して必ず見つかる作品です。

――かねてからディズニーに関する仕事は夢だったという山田さん。人生でディズニーにまつわる思い出で特に印象的なものはありますか。

ディズニーのパークに行くことは、山田家の一世一代の大イベントだったんですよ。すごく田舎の方に住んでたのでディズニーまで距離があったんです。僕たちは3人兄弟だったんですが、朝4時くらいに車で出発して朝6時くらいにディズニーランドやディズニーシーに着き、子どもたちは車で待機してるんです。親父がチケット売り場で並んでくれて、時間になったら呼んでくれる。子どもたちも眠い目をこすりながら行って、みんなで楽しんでまた2時間ぐらいかけて帰るっていう…1年に1回あるかないかだったんですけど、その思い出が本当ずっとありますね。ある程度大人になってからは自分の運転でも行けるようになって。それこそ知念(侑李)と一緒に散歩するというか…空気を味わいによく行きますね。

――その幼い頃からの憧れの世界観に自分が加わるというのは…。

不思議なんですよね。うれしいんですけど実感がまだ湧かないんです。多分映画館で自分の声が入った完成作品を観ても違和感があると思います。あのディズニーに…っていう感覚があるので。家族が一番、喜んでいますね。

――発表後もファンの皆さんからの反響もすごく大きかったと思いますが、周囲の反響はどうでしたか。

メンバーも皆さんが知るタイミングで知っているので、スケジュール帳にも絶対に「ディズニー」とは書かれず「山田」と書かれてるだけなんですよ。だから僕もスケジュールを見て「これ、何の仕事だっけ?」ってマネージャーに確認して(笑)本当に内密にしていました。だから、やっぱり家族からは良い反応をもらいましたし、何よりファンの方が一番びっくりしていたかな。まだ皆さん一言しか知らないと思うんですけど、予告で流れた声だけで僕と判断されている方があまりいなかったみたいで“あ、うまくできてるのかな”という感覚になりました。

――メンバーの皆さんで一番驚いてた方はどなたでしたか。

有岡(大貴)と伊野尾(慧)かな。声が物理的に一番大きかったです(笑)次の日の仕事でワーッてきて「山田さぁ、ディズニーやるの!? いいな?!」とか言って…子どもかよ(笑)みたいな。それぐらいやっぱりディズニーって誰もが好きな世界じゃないですか。本当に今までにないぐらいの反響を自分自身感じてますし、ありがたいですね。

■推しコンビは伊野尾慧&高木雄也 かつて“不仲”だったからこそ「見ているとホッとします」

――山田さんにとってジュディとニックのように“最強の相棒”といえる存在はいますか。

ありきたりかもしれないですけど、メンバーだと思います。綺麗事じゃなくて、あ・うんの呼吸でなんでもできる。「これがしたい」「これをやるぞ」と別に言わなくてもできる。19年、一緒にやらせてもらっているので、もうそれは“こいつらじゃないと”という存在です。

――自分とはタイプが違うけどパフォーマンスが発揮できるような、ジュディとニックのような存在はどなたでしょうか。

メンバー全員タイプは違いますよ。ジュディとニックぐらい違うと思いますし、それでも合わさると最強。それがうちの良さで、居心地がいいなと思っています。

――ちなみに山田さんがメンバーの中で推しコンビは…。

伊野尾(慧)と高木(雄也※高=はしごだか)です。元々仲が悪くて口も聞いてなかったんです。「大丈夫かな?」と思ってたんですけど、気づいたらすごく仲良くなっていて。メンバーみんなで飲みに行った時も、気づいたら2人だけ肩を組んで最後まで残ってるし…いつ仲良くなったんだろう?(笑)。今、伊野尾と高木のコンビを見ているとホッとします。グループの中でもお兄ちゃんなので安心感がありますね。

■山田涼介が大切にする価値観「僕一人の力でここまでやれることって何一つなかった」

――山田さんがパウバートを通じて観客に伝えたいメッセージはありますか。

言葉では表現できないので、見て!って感じです(笑)パウバートはもちろん穏やかで優しい部分もあるんですけど、自分なりの葛藤があり、それは誰しも持っているもの。誰しも岐路に立たされる瞬間って絶対に人生であると思います。そこに立った時にどういう判断ができるか、パウバートから学べる部分の一つなのかな。そこを見て何を思うかは自由なんですけど、感じてもらえたらいいのかなと思います。

――山田さんご自身は、葛藤や悩みを抱えた時にどうされているのでしょう。

『ズートピア2』からも学べることですが、最終決断は自分ではあるけど、結局大切な仲間が最後に助けてくれるんです。だからこそ、自分の周りにいる人たちを大切にするべきだということは自分の中にずっとあります。助けてもらってバトンを渡されるけど、そのバトンを最終的にどうするかは自分の判断。この映画からも学べるし、自分が大事にしている部分でもあります。だから悩んだ時は相談もしますし、でも答えまでは聞かない。最後に決断するのは自分だし、自分の人生だからというのはゆずれない部分です。

――ご自身はどなたに相談することが多いですか?

メンバーのこともありますが、一番は周りにいるスタッフさんかもしれないですね。近くにいてくださるマネージャーさん含め、本当に毎日何か話してるかもしれないです。

――常に周囲とのコミュニケーションを大切にされているんですね。

結局一人じゃ何もできない世界ではありますし、たくさんの人の支えがあって僕は輝けていると思っているので、もちろんファンもそうだし、スタッフさんもそうだし。僕一人の力でここまでやれることって何一つなかったと思うから。そこは大事にしなきゃいけない部分だし、忘れちゃいけない部分ですね。

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