稽古でてっぽうをする大の里=茨城県阿見町の二所ノ関部屋
11月の大相撲九州場所千秋楽を左肩鎖関節脱臼で休場した横綱大の里が24日、茨城県阿見町の二所ノ関部屋で稽古を再開した。東京・両国国技館で行われた力士会後に取材に応じ、初場所(来年1月11日初日・両国国技館)の出場に「その考えでいる。初日に向けて準備していきたい」と前向きな姿勢を示した。
朝稽古では四股、すり足、てっぽうを入念に行い、仕上げに立ち合いの確認を繰り返した。ゴムチューブを使って左肩を鍛える場面もあり「この1カ月間、自分の体と向き合ってきた。同じ失敗をしないようにしたい」と決意を新たにした。
今年は5月の夏場所後に横綱に昇進し、年間3度の優勝を果たしたが、最後の最後に悔いを残した。
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