地震調査委員会の会合後に記者会見する小原一成委員長=9日午後、東京都千代田区
政府の地震調査委員会は9日、定例会合を開き、7月に最大震度7を観測した熊本地震の震源周辺について、地震の回数は大局的には緩やかに減少しているとの評価をまとめた。その上で「平常時より多い状態は当分続くと考えられる」と指摘した。会合後の記者会見で小原一成委員長(防災科学技術研究所フェロー)は「震度4以上の揺れを伴う地震が起きる可能性はある。備えを十分にしてほしい」と述べた。
震源周辺で震度1以上を観測した地震は、発生当初の4日間に434回、8月に301回あった。9月は79回にとどまり、16、26日に、それぞれ震度4を観測したが、震度5弱以上はなかった。