三井化学は10日、千葉県市原市と大阪府高石市のエチレン生産設備で減産を始めたと明らかにした。ホルムズ海峡が事実上封鎖され、エチレンの原料であるナフサの調達量減少が見込まれるため。エチレンは自動車のバンパーや、化粧品や食品の容器などに幅広く使われている。
千葉と大阪の設備の年間生産能力は計約100万トン。ナフサは原油由来で、中東からの輸入などで調達している。
国内では三菱ケミカルも茨城県の拠点でエチレンを減産している。石油元売り大手の出光興産は、ナフサの供給に影響が出る可能性があると取引先に通告した。
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