奈良市の平城京跡の井戸の遺構から出土した木簡の裏面
奈良県立橿原考古学研究所は26日、平城京跡(奈良市)の井戸の遺構から仏像や木簡が出土したと発表した。木簡には「佛」や、752年の東大寺大仏開眼と同じ年号の記載もあった。周辺では既に瓦や土器片も出土しており、文献などでは伝わっていない寺院があった可能性が指摘されていた。本村充保調査課長は「寺院跡の可能性を補強する非常に重要な資料」と評価した。
東大寺大仏開眼と直接的な関係を示すものは見つかっていないが、記載内容が仏教関連のものであることなどから、研究所はこの木簡が当時の仏教行事と関係があったとみている。
出土したのは長さ6センチと約8センチの木簡の破片2点と、高さ8センチ、幅3・5センチの仏像。
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