警視庁神田署の交通安全啓発イベントで腕を振り上げる、講談師の神田伯山さん(後列中央)と高橋建次署長(同左)ら=7日午後、東京都千代田区
秋の全国交通安全運動(9月21~30日)を前に、警視庁神田署は7日、署の名称にちなみ、人気講談師の神田伯山さんらをゲストに招いて東京都千代田区で交通安全啓発イベントを開いた。伯山さんは、幕末から明治時代の博徒・清水次郎長の講談を軽妙な語り口で披露。交通事故撲滅を目指すかけ声に合わせ、高橋建次署長らと共に腕を振り上げた。
高橋署長は「悲惨な事故を防ぐには一人一人が交通ルールを守るのに尽きる」とあいさつ。自転車乗車時のヘルメット着用などを呼びかけた。一日署長のテレビ朝日の森葉子アナウンサーによる交通安全教室もあった。