AIを使った大腸検査の補助システムの画面。ポリープと思われる部分を四角で囲って医師に示す(森悠一オスロ大教授提供)
大腸内視鏡検査で医師が普段からAIの助けを借りていると、AIを使わず検査した際にポリープの一種「腺腫」の発見が約20%減るとの研究をポーランドなどの国際チームが13日、英医学誌ランセット関連誌に発表した。約2200人分の検査データを分析した。
内視鏡で腺腫を発見、切除すると、がんが予防できることが知られ、AIが画像の中で疑わしい場所を医師に示し判断を助けるシステムの導入が進んでいる。だが今回、医師がAIに頼ることで、やる気や注意力、責任感が低下する懸念が浮上した。
チームはポーランドで内視鏡検査を実施する4施設のデータを解析。担当した医師は19人で、8~39年の経験があった。
AI導入前の3カ月間に検査を受けた795人のうち腺腫が見つかった人は28・4%。AI導入後の3カ月間は、検査を受ける人を、AIを使う検査と使わない検査に割り振ったところ、AIを使わない検査を受けた648人では腺腫の発見率が6ポイント低下し22・4%となった。AIを使って検査した734人では目立った低下はなかった。
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