外国産を混ぜたそば粉を「純国内産」などと偽って販売したとして不正競争防止法違反（誤認惹起表示）の罪などに問われた、大津市の製粉会社「山本そば製粉」の元会長山本宗五郎（７６）と弟の元社長健二（７２）両被告に大津地裁は１８日、懲役２年、執行猶予３年（求刑懲役２年）の判決を言い渡した。法人としての同社は求刑通り罰金２００万円とした。
青木崇史裁判官は判決理由で、公正な競争を侵害したと認定した上で「食品に対する社会の信頼を失墜させかねない」と指摘。一方、罪を認め反省の態度を見せている点を酌量した。
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