記者会見する大阪商工会議所の鳥井信吾会頭。手前は電磁石の反発を利用した「宙に浮く靴」=18日午後、大阪市中央区
大阪商工会議所の鳥井信吾会頭は18日の定例記者会見で、開幕3カ月を過ぎた大阪・関西万博は「順調に推移している」との見解を示した。会期後の経済成長につなげるレガシー(遺産)として、中小や新興企業が出展した経験を通じて、革新的な技術開発を目指す気風が広がることを期待した。
中小企業は大阪ヘルスケアパビリオンに設けたブースで週替わり出展を実施している。18日は9月下旬に出展する繊維・ファッション産業の内覧会があり、電磁力の反発を利用した「宙に浮く靴」や、生地に植物を植え付けた「光合成する服」を披露した。