ミスマッチゼロを目指して。不動産・建設業界で本当に活きるキャリアを、エージェント相原健太と見つける
街をつくるを”人”で支えるsteer株式会社。
不動産、建設、電力・ガス、メーカーなど「”街づくり”や”社会インフラ”を支える企業」に特化した人材ソリューションを展開しています。
本ストーリーでは、建設・不動産の両業界で計約6年の経験を積んだ後、当社にジョインしたエージェント、相原健太(あいはら けんた)をご紹介します。
業界の『光』と『影』を見てきた彼がなぜ人材エージェントという道を選んだのか?
『年齢や経験職種に囚われず、その人本来の価値を見抜き、最適なキャリアを共に創る』──相原が提供する価値と、その挑戦の原点、そして未来への想いに迫ります。

ー相原さん、これまでのご経歴を簡単にお伺いできますか?
相原 健太(以下、相原):はい。大学卒業後、マンション大規模修繕の施工管理として10か月ほど現場に従事しました。その後、事業用不動産の賃貸仲介へと転身し、プレイヤーとして約3年、プレイングマネージャーとして数年の経験を積んでいます。そして2024年6月、これまでの経験を活かし、steerにジョインしました。
ー大学卒業後、最初のキャリアとして施工管理を選ばれた理由、そしてその後の不動産業界への転身のきっかけは何だったのでしょうか?
相原:はい。まず、1社目に入社した理由からお話させてください。
大学卒業を目前に控えた2月、学生時代からご縁のあった会社の取締役の方から直接、『うちに来ないか?』と声をかけていただきました。
当時は就職活動も終え、内定を複数いただいていたのですが、お話いただいた条件も魅力的でしたし、何よりお世話になっていた方からのお誘いでしたので、入社を決意しました。
しかし、入社からわずか半年ほどで、その役員の方が退職されたんです。正直なところ、声をかけられてすぐに入社を決めてしまったこともあり、現場のリアルとのギャップに戸惑いを覚えていたタイミングでもありました。追い打ちをかけるようにお世話になっていた方の退職も重なり、『このままここにいていいのだろうか』という漠然とした不安が募り、転職活動を開始しました。
幸い、学生時代に取得していた宅地建物取引士の資格と、飲食店でのアルバイト経験が繋がり、ご縁があって2社目の不動産企業に入社することができました。
ー数ヶ月の施工管理のご経験でしたが、その中で特に心に残っていることや、その後のキャリアを考える上で影響を与えたことはありますか?
相原:やはり、今も多くの現場で課題となっている長時間労働ですね。
また、1年目ということもあり、職人さんと監督の間に立つことが多く、まさに『板挟み』の状態でした。双方の意見を調整し、時には厳しい言葉を浴びることもあり、精神的なストレスを感じる日々でした。
また、マンション大規模修繕は世の中に必要不可欠な仕事ですが、『新しいものを生み出す』という創造的な側面は少なく、当時の自分には『この先、自分はこの仕事で本当にやりがいを感じ続けられるだろうか』という疑問が拭えませんでした。
ー不動産業界への転身は相原さんにとってどのような経験でしたか?
特に、やりがいと同時に感じた課題についてお聞かせください。
相原:不動産業界での経験は、その『良い面』も『悪い面』も、まさに肌で感じられた、非常に充実した時間でした。
『良い面』でお話しすると、成果を出せば収入に直結する手応えは強く実感していました。また、オーナー様が持つ建物へのテナント誘致は、その賃料が生活の柱となっている方も多く、『オーナー様の収入源に直結する』という介在価値と、直接いただく感謝の言葉は、大きなやりがいとなっていました。
一方で私が感じた『悪い面』なのですが、オーナー様に心から寄り添い、最良のご提案をしたいという気持ちがある一方で、会社に所属する以上、『数字』という現実が常に目の前に立ちはだかったんです。時には、オーナー様の長期的な利益よりも、会社が『今』必要とする売り上げに貢献するための契約を優先せざるを得ないことも多くあり、大きなジレンマを抱いていました。
この『目先の売上を追う』短期的な視点が固定化され、結果としてミスマッチを生んでしまう『負の連鎖』を目の当たりにし、『この業界の働き方、そして人と企業の関係性に、もっと良い形はないのだろうか』と、深く考えるようになりました。

ーお客様に寄り添いたいという思いと、会社の数字との間で感じたジレンマ。
そうしたご経験が、人材業界への転身、そして当社への入社を決意された大きな理由になったのですね。
相原:はい。転職を考えた際、マネージャーとしての経験が軸になりました。
『人』と真摯に向き合い、その『可能性を広げる』仕事がしたい。マネージャーでは自分の部下にしか影響を与えられませんが、人材紹介事業であればその影響範囲を広げられると考えました。
そんな中で出会ったのがsteerです。不動産・建設領域に特化していると知り、これまでの自身の経験がまさに活かせると感じました。しかし、それ以上に強かったのは、『自分を育ててくれたこの業界が抱える“負”を、今度は自分が解消したい』という思いでした。
この業界は、良くも悪くも『独特の文化』を持つ世界です。合う人にはこれ以上なく面白いですが、合わない人にとっては非常に大きな負担となり、短期離職や自信喪失といった『キャリアの負』を与えてしまうケースも少なくありません。
私自身、プレイヤーとしてもマネージャーとしても、現場のリアルとビジネスの板挟みを経験し、多くのミスマッチを目の当たりにしてきました。
だからこそ、企業様には、求める人材像を深く理解し、本当にフィットする方をご紹介することで、採用コスト削減と組織活性化に貢献したい。そして求職者の皆様には、表面的な条件だけでなく、業界の『光と影』、その方の個性とポテンシャルを深く理解し、『ここでなら自分らしく輝ける』と心から思える場所を見つけるサポートをしたいと思っています。
ーこれまでのご支援実績についてお伺いできますか?
相原:はい、2つの事例をご紹介させてください。
1. 将来を見据え、理想のキャリアパスを『再構築』した事例
一つ目は、大手住宅メーカー系企業で設計や不動産開発の経験を積んでいらっしゃったAさん(仮名) のケースです。
Aさんは将来の独立を見据え、『様々な案件に携わり、知見を広げたい』という強い思いをお持ちでした。ご転職前の企業様も業界大手ではいらっしゃるものの、一つ一つの案件が大規模ゆえに完了までに長い期間を要し、Aさんの『多様な経験を積みたい』というご希望が叶えられない状況でした。
そこで私は、Aさんが理想とするキャリアパスを深くヒアリングし、その想いを実現できる環境として、大手総合デベロッパーの建築企画系の職種をご提案しました。ご紹介した企業様は、大小様々な規模のプロジェクトが常に動き、多種多様な案件に携われる環境です。これにより、Aさんの『将来を見据えた、多岐にわたる経験を積みたい』というご希望を実現することができました。
2. 不本意な異動からの『希望職種への回帰』を実現した事例
もう一つは、マンション開発を主力とするデベロッパーで長年設計のご経験を積まれてきたBさん(仮名) の事例です。
Bさんは設計一筋でキャリアを築いてこられましたが、会社都合で不本意ながら営業職への異動が決定。「営業ではなく、これからも長年培ってきた設計の仕事で貢献したい」という強い思いを抱き、転職活動を始められました。しかし、50代という年齢の壁もあり、ご自身で探してもなかなか希望に合う案件に巡り合えずにいたそうです。
私は『年齢ではなく、確かな経験と意欲のある方を求めている』というご意向をお持ちの、多角的な不動産開発を手掛ける総合デベロッパーをご紹介しました。
Bさんのこれまで築かれてきたキャリアと、その背景にある想いを企業様にお伝えした結果、双方の思いが完全にマッチしてご支援に繋がりました。
実は、この企業様は採用に苦戦されており、Bさんのご紹介は当社以外のエージェント様も含めても約半年ぶりとなるものだったそうです。
企業様が長らく求めていたポジションに貢献できたことは、私自身も大きな喜びでしたし、エージェントとしての介在価値を実感できた、非常に印象的な事例です。
私のご支援の根底にあるのは、求職者様の潜在的なニーズや、本当に叶えたいキャリアを深く掘り下げること。そして、表面的な情報だけでなく、その方の持つ真の魅力を企業様に丁寧にお伝えすることです。
年齢や現状の職種に囚われず、最適なマッチングを実現できるように日々努めています。

ーありがとうございます。
最後に、相原さんの今後目指している姿をお聞かせいただけますか?
相原:そうですね。steerは「街をつくるを”人”で支える」を掲げています。
私自身がご支援させていただいた求職者様が新たな企業で生き生きとご活躍し、その方が会社を成長させ、ゆくゆくは「街」や「日本」全体の成長に繋がるような、そんなインパクトのあるご支援を、一つでも多く生み出していきたいと考えています。
【企業様へ】
「本当に欲しい人材」に出会えずお困りではありませんか?
相原は、貴社の事業フェーズ、企業文化、そして求める人物像を深く理解し、「活躍できる人材」との出会いを創出いたします。
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【求職者の皆様へ】
「もうキャリアチェンジは無理?」「年齢で諦めるしかない?」
相原は、あなたのこれまでの経験の『真の魅力』を見抜き、本当に『輝ける場所』を共にお探しします。
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