品質を決める塗装技術の裏側。改善でメンバーを自走させる現場づくり


滋賀工場で塗装工程の前線に立ち、品質と生産を支えている中元翔太さん。製品の最終的な美しさを決める重要な工程を担いながら、日々の改善を積み重ねてきました。


「止めないことが前提なんです」


そう語る中元さんの仕事の背景には、工程全体を見渡しながら最適な判断を積み重ねてきた姿勢があります。

7000種類以上のパーツを見極める現場

塗装工程で扱うのは、形状や素材の異なる多種多様なパーツ。その数は7000種類以上にのぼります。


一つひとつの違いを踏まえながら段取りを組み、工程全体を止めないように進めていく必要があります。

「止めない」ための試行錯誤

入社当初は、言われたことを着実にこなすことを意識していたといいます。


しかし、周囲の環境変化をきっかけに、「自分がやるしかない」と現場の前線に立つことを決意。そこから、生産を止めないための試行錯誤が始まりました。


設備トラブルが起きれば原因を探り、次にどう防ぐかを考える。その積み重ねが、現場を支える力になっていきました。

改善の積み重ねが標準になる

やがて意識は、「止めない」ことから「より良くする」ことへと変化していきます。


自分の気づきや工夫を仲間に共有し、誰でも理解できる形に落とし込んでいく。そうした取り組みが、工程全体の標準化につながっていきました。

「段取り」が現場を動かす

現在、中元さんが特に重視しているのが「段取り」です。


工程全体を見渡し、どの順番で進めるか、誰にどの作業を任せるかを組み立てることで、無駄のない流れをつくることができます。


その精度が上がるほど、現場は安定し、「止めない」状態が実現されていきます。

現場を越えて、さらに先へ

これまでの経験は、決して順調なものばかりではありませんでした。


試行錯誤の積み重ねの中で培われた技術と判断力が、今の中元さんを支えています。


現在は、塗装工程にとどまらず、他工程や他工場との比較・連携にも目を向けながら、さらなる改善に取り組んでいます。


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品質を決める塗装技術の裏側。改善でメンバーを自走させる現場づくり

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