【ダイエット成功秘話】がん治療後に12キロ減量した50代女性「ミセスなでしこ」全国大会で準グランプリに
「体が変われば心が変わる。心が変われば毎日が変わる。毎日が変われば人生が変わる」
女性だけの30分健康フィットネス「カーブス」には、店内に掲げられたこの言葉のように、運動を通じて人生が大きく変わったという方がたくさんいます。
今回は、抗がん剤治療の影響で体重が半年で5キロ増えてしまった美香さん(55歳)のケースを紹介します。着物のコンテストに出場することになり、ダイエットを決意。カーブスで12キロの減量に成功し、全国大会で見事、準グランプリを獲得した彼女に、コンテスト出場までの経緯や運動をしていてよかったことなどをインタビューしました。
- ダイエットをしようと思った経緯を教えてください
7年前、砂利道を歩いているときに、すべって転んで左脚を複雑骨折。そのリハビリも終わらない半年後に、今度は悪性リンパ腫が発覚して、がん治療に専念することになりました。薬が効かなかったら半年の命と宣告され、覚悟もしましたが、半年後に寛解したと言われました。でも、抗がん剤治療に伴うステロイドの影響で、体重が半年で5キロ増えてしまって…。とにかく、食欲が止まらないんですよ。その後も、いつ再発するかわからないので、食べられるときに食べておこうという感覚で食べていました。寛解から5年経ち、ダイエットの許可が下りたときには、10キロ以上増えていたと思います。
そんな私が本気でダイエットをしようと思ったのは昨年3月、着物のコンテスト「ミセスなでしこ」で、東京大会のファイナリストに選ばれたことがきっかけでした。じつは、骨折のリハビリよりもがん治療を優先したことで、私の左脚はいまも血流が悪く、左右の大きさが違います。着物を着るようになったのも、靴だとサイズ違いを2足用意しないとなりませんが、草履だと片方の足がむくんでいても履けるのと、着物の裾で手術の傷あとが隠せるから。それで、毎日着物を着るようになり、現在も和装生活です。着物好きの仲間が集まるコミュニティで一緒に出かけ、そのとき「せっかくだから、みんなでコンテストにエントリーしよう」ということになったのです。

ダイエットを始める前の美香さん
- 着物のコンテストで、良い結果を出すために、痩せようと思ったのですね
東京大会に出場するファイナリストが集められた会場には、舞台女優さんやモデルさん、元レースクイーンの方などもいて、皆さん、綺麗でかわいいんですよ。これは「痩せないと勝てないな」と思いました(笑)。
私自身は、若い頃に母が仕立ててくれた加賀友禅の着物があって、それを着て大会に出たいと思っていました。でも、太ったことで脇線が合わなくなっていて…。綺麗に着こなすには、自分の体を着物に合わせるしかありませんでした。身長が171センチある私に合う反物を、母が苦労して探してくれたことを知っていましたし、その母が亡くなってちょうど3年目で、母への恩返しのためにも結果を残したいと思いました。それで、痩せるためにカーブスに通うことにしたのです。
- なぜ、カーブスを選んだのですか
私は幼稚園からバイオリンを習っていて、大学は音楽学部だったこともあり、それまであまり運動をしたことがありませんでした。健康的に痩せたいとは思っていましたが、そのために、どんな運動をすればよいのか、正直わかりませんでした。そんなとき、運動経験のある息子に、「わからないなら、とりあえず全身の運動がひと通りできるところがいいんじゃない」「慣れてないんだから、器械の使い方とかを教えてくれるトレーナーさんが常駐しているところじゃないと駄目だよ」と言われたんです。それが、カーブスでした。
カーブスのことは、近所の人が通っていたり、私が勤務する塾の近くにもあったり、見聞きはしていましたが、詳しいことは知りませんでした。家から通えるジムが4つくらいあり、迷っていたとき、息子がネットで調べて勧めてくれたので、まずはカーブスで体験をしてみることにしました。私の場合、左脚に不安がありましたが、体験したことで、その不安も解消されました。運動をした後はスッキリして気持ちがよかったし、コーチの皆さんも明るくて素敵な方たちで、周りの人たちの雰囲気もよかったので、「これなら通えそう」と思い、その場で始めることにしました。

塾講師として教壇に立つときも着物姿で
- 始めてみて、どうでしたか
昨年5月の東京大会までに、「2ヵ月で5キロ痩せたい」とコーチに伝え、サポートをしてもらいました。カーブスで配布している「たんぱく質レシピ」も毎回つくって食べるようにしました。私はダイエットをするのがはじめてで、とにかくコーチから「こうしたほうがいい」と言われたことを、その通りにやっていたんです。そうしたらスルスルっと体重が落ちて、大会までに7キロ落とすことができました。今もそうですが、コーチはいつも励ましてくれるので、それが心の支えにもなりました。おかげで、着物もぴったりと着られて、当日は自信を持って、壇上に立つことができたと思います。その結果、東京都代表に選ばれて、全国大会に出場できることになりました。

「ミセスなでしこ」の東京都代表に
- 全国大会では、準グランプリに輝かれたそうですね。運動をしていてよかったことはありましたか
写真を見て、もう少し絞ってもいいなと思ったので、全国大会までの半年で、さらに5キロ落としました。前回みたいに頑張って痩せようとしたわけではなく、筋トレをして筋肉がついたことで基礎代謝が上がり、痩せやすい体になっていたようです。あまり苦労せずに落とすことができました。
あと、筋肉がついてよかったと感じたのは、ポージング。よくモデルさんが筋トレをしていると言いますが、それもそのはず。カメラに向かってポーズを取ったり、指示された場所でピタッと止まったりするのは、筋力がないとできないんですよ。軸がブレてしまうので。
振り返ると、東京大会のときはちょっと軸足がブレたり、きっちり止まれなかったりしたことはあったと思います。それが全国大会のときには、きちんとできるようになっていました。47都道府県の代表のなかで、準グランプリになれたのも、筋肉がついて難易度の高いポージングができるようになっていたことは大きかったと思います。その後、和装モデルとしてお仕事をさせていただく機会が増えましたが、カメラマンさんの要求にも以前よりも応えられるのは、筋トレの成果だと感じています。

全国大会では、準グランプリに輝いた
- これから、どのようなことを目指していますか
私が病気をしたことで、家族にはずいぶんと心配をかけましたから、できるだけ子どもに迷惑をかけないように、健康でいたいと思います。あと、大学時代からずっと続けている塾講師は私の生きがいでもあるので、ずっと続けていきたい。重いテキストを抱えて電車に乗って移動するのもかなり体力が要りますから。そのためにも、筋トレはこれからも続けていこうと思っています。
「女性だけの30分健康フィットネス カーブス」とは
女性の健康に必要な3つの運動「筋力トレーニング」「有酸素運動」「ストレッチ」が
「1回30分」「予約不要」でできる女性専用のジム。独自に開発した油圧式マシンは、ひとりひとりの体力や筋力に合わせて簡単に強度を調節でき、「専門コーチのサポート」もあるので、運動が苦手・不安な方でも安心して取り組むことができる。
行動者ストーリー詳細へPR TIMES STORYトップへ